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最新端末を丸裸! スマートフォン定点観測 第36回

Xperia Z、INFOBAR、ARROWS A、バッテリー&小技対決

2013年04月08日 12時00分更新

文● 小林 誠、ASCII.jp編集部

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Xperia Zはおなじみの
機能を揃えている

 外観を一新したXperia Zだが、用意している機能はこれまでのXperiaを踏襲している部分が多いようだ。

 おなじみのWALKMANアプリをプリインし、再生している楽曲を基に同じアーティストの動画などを探す「infinite」ボタン、ビジュアライザ―にClearAudio+、サウンドエフェクトのイコライザー、さらに「音設定」をチェックすればClear Phase、xLOUDと、Xperiaならではの音質向上機能が充実している。

XperiaシリーズでおなじみのWALKMANアプリにはイコライザー機能も

 画面設定には「モバイルブラビアエンジン2」の項目があり、オン/オフが可能。FMラジオを用意しているほか、電池残量やタイマーで省電力モードにすることもできる。

 独自機能としては「スモールアプリ」も最近のXperiaでは注目だろう。簡易アプリを小さいウインドウで、他の画面と重ねて表示できるので、ブラウザーを見ながらメモ、録音、電卓などが同時に使える。このスモールアプリはGoogle Playから追加ができるのも便利だ。

最近の流行でもあるミニアプリも用意。レイヤーを重ねるようにアプリを起動できる

 Xperia Zをカーナビ化する「Sonyドライブ」はGoogleマップを使ったナビ機能だ。使い慣れたGoogleマップをベースにしているので、助手席に座ったときには運転手さんのサポートをしてあげたい。

便利なカーナビアプリも用意

INFOBARは独自UIが目立ち
機能面の目新しさは少なめ

 独自のぷよぷよしたUIやファンクションキーはこれまでも紹介しているが、iida UIならではのオリジナルウィジェットがあるほか、側面のファンクションキーは電話の応答や終話にも使うことができる。

 他の機能では、同じHTC製のHTC J butterflyにも採用されている「Beats Audio」がINFOBARにも用意されているのが嬉しいところ。音楽を聴きたい人は有効にしておくとよい。

 いかにも小技という感じの「ポケットモード(ポケット、バッグにスマホを入れると着信音を上げる)」も地味ながら便利そう。省電力設定はHTC J butterflyと同じくシンプルなもの。他に目立つところだと電源の設定画面で「高速起動」が可能。FMラジオもある。

INFOBARならではという感じではないが、Beats Audioやポケットに入れている際に着信音量を上げる機能などが用意されている

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