前へ 1 2 3 次へ

Core i7-3630QMと670MXでフルHD解像度でもバリバリ動く!

27型タッチで楽しさ倍増!一体型ゲーミングPC「NEXTGEAR-ONE」

文●相澤正誠

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

フルHD解像度でもバリバリ動く!ベンチマークで3D性能をチェック

 ここからは、「NEXTGEAR-ONE io600SA2」の実際の性能をチェックしていこう。Windows 8の快適さの指標となる「Windows エクスペリエンスインデックス」は、グラフィックス以外はすべて高い数値となっている。ベンチマークについては、定番の3Dベンチマーク「3DMark」、PC全体の性能を測定する「PCMark7」のほか、「バイオハザード6」「S.T.A.L.K.E.R.: Call of Pripyat」「ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア ベンチマーク ワールド編」「MHFベンチマーク【大討伐】」と実際のゲームを使ったものを選んでいる。

Windows 8のWindows エクスペリエンスインデックス

3DMarkの結果。左から、Ice Storm、Cloud Gate、Fire Strike

PCMark7

 2013年2月22日に公開されたばかりの「PC版バイオハザード6」のベンチマークは、最新のゲーム(3月22日発売予定)ながらDirectX 9.0cベースとなっている。アンチエイリアスや品質面はすべて最高設定で測定した。フルHDでも何とか遊べるBランク。1280×720ドットではSランクと快適に遊べるという結果となった。

バイオハザード6

 次はサバイバルホラーFPSである「S.T.A.L.K.E.R.:Call of Pripyat」のベンチマーク。DirectX 9/10/11に対応するタイトルで、今回はDirect X11モード(解像度は1920×1080ドット)で測定した。このベンチでは、同じマップで時間帯などの設定を変えた「Day」、「Night」、「Rain」などでテストが行ない「SunShafts」では描画負荷がもっとも高くなる。

「COP_Middle」(S.T.A.L.K.E.R.:Call of Pripyat、DirectX 11モード)

「COP_Ultra」

 もっとも負荷の大きい「SunShafts」では最低fpsがかなり低くなっているが、ほとんどのシーンでは60fps以上のアベレージを確保しており、十分快適に遊べるレベルであることがわかる。

 続いて、クローズドβテスト・フェーズ1が開始されている「ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア ベンチマーク ワールド編」のベンチマークを見ていこう。グラフィックを標準設定ではフルHD解像度でも快適に遊べるレベルにある。最高設定のフルHDは、平均fpsが30以下と、やや厳しい数値だ。

ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア ベンチマーク ワールド編
 標準設定最高設定
1280×720ドット9148平均78.548fps5244平均43.075fps
1920×1080ドット5707平均45.778fps2944平均23.718fps

 最後は「MHFベンチマーク【大討伐】」の結果を紹介しておきたい。

MHFベンチマーク【大討伐】

タッチ操作も3Dゲームも楽しめる新たな価値を持つ一体型

 「NEXTGEAR-ONE io600SA2」は、拡張性の低い一体型ながら、同社お得意のBTOにも対応する。CPUを上位モデルに変更やメモリの容量のアップ、2台ともSSD、HDD1台のみといったストレージの組み合わせの変更、記録型ブルーレイの搭載など、幅広くパーツを変えられる。ゲーミングPCらしく、キーボードやマウスの選択肢が広いのも魅力だ。外付けの地デジ対応テレビチューナーも用意されており、テレビ録画マシンにも仕上げられる。

背面もすっきり。外付けの地デジ対応テレビチューナーをつなげて壁際に設置すれば、スマートテレビとして活用できる

 高い基本スペックに大画面、マルチタッチと充実の内容。価格は標準構成で16万9890円とスペックや高価なマルチタッチ液晶を備えていることを考えると、十分にお買い得なレベルだ。HDMI入力でゲーム機を手軽に接続でき、BTOを利用すればテレビ録画も楽しめる。まさにオールインワンのマシンだ。自分が学生時代にこれが1台あれば幸せだったなと、と思いたくなる完成度。ゲーマーのメインマシンとしてはもちろん、家族でマルチタッチを楽しむのもよしと、幅広いユーザーにオススメできる。



マウスコンピューター/G-Tune
前へ 1 2 3 次へ