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富士見iPhoneクラブ 第87回

iPhoneは実はPC/Mac上のiTunesのリモコンとして使える!

2012年12月10日 21時00分更新

文● 富士見iPhoneクラブ製作委員会(構成:じまP)

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富士見iPhoneクラブのメンバーが、iPhoneのちょっとした使いこなしテクを毎回紹介していく月曜日。iPhone上級者なら「なにを今さら…」と思うかもしれないが、案外知らなかったり、使っていなかったりするネタもあるかもしれないぞ。

Wi-Fi環境があれば、iPhoneを使って
iTunesを操作する「Remote」は超オススメ

 iPhoneユーザーの場合、同期やアップデート、あるいはアプリ購入などにiTunesを利用しているはず。iPhoneとの連携だけでなく、音楽再生や、ムービーの視聴を行なうメインアプリとして使っている人も多いだろう。そんな人に試してほしいのが、Apple公式アプリの『Remote』。Wi-Fi環境を利用して、iPhoneからPC上のiTunesを操作することができるというアプリなのだ。

Remote App
価格無料 作者Apple
バージョン3.0 ファイル容量17.9 MB
カテゴリーエンターテインメント ユーザーの評価(3.5)
対応デバイス全機種 対応OSiOS 4.0以降

 利用するには、まずiTunes側でホームシェアリングを有効にしておく必要がある。iTunesを起動したら、ツールバーから【ファイル】を選択し、「ホームシェアリング」を選択し、「ホームシェアリングを入にする」をクリックする。さらに、Appleアカウントとパスワードを入力しておこう。

ツールバーの【ファイル】から「ホームシェアリング」→「ホームシェアリングを入にする」を選択する

Apple IDとパスワードを入力する。バージョン10以前のiTunesを使っているなら、【詳細】からホームシェアリングを有効にできる

 もしバージョン10以前のiTunesを使っているなら、ツールバーの【詳細】を選択し、「ホームシェアリングを入にする」をクリックする。すると、サイドバーに「ホームシェアリング」という項目が増えているので、ここをクリックすれば入力画面になる。なお、WindowsでiTunes11を使っている場合は、【ライブラリ】から「ホームシェアリング」を選択するか、左上をクリックして【メニューバーを表示】をクリックしてから、上記の手順を行えばいい。

WindowsのiTunes11なら、【ライブラリ】からホームシェアリングを選択するか、左上をクリックして【メニューバーを表示】して、上記の手順を行えばいい

 続いては、Remote側でホームシェアリングを有効にする方法だ。iPhoneでRemoteアプリを起動し、「ホームシェアリング」をオンにする。そして、こちらも同じようにApple IDとパスワードを入力すれば、画面に自分のiTunesライブラリが表示されるはず。それをタップすればOKだ。

iTunesでRemoteを起動し、Apple IDとパスワードを入力すると、ホームシェアリングが有効になったiTunesのライブラリが表示されるので、選択しよう

 肝心のRemoteの操作だが、iPhoneの『ミュージック』アプリとほぼ同じなので、戸惑うことは少ないはず。再生や曲送り・曲戻しはもちろん、音量の調整も可能だ。単純に曲を選択して再生するだけでなく、iTunesのプレイリストを再生したり、楽曲やアーティストを検索することもできる。また、ムービーやPodcastも流せるのもポイント。PCから少し離れた位置で映像を見ていても、DVDやビデオをリモコンで操作するように、手元のiPhoneで操れるというわけだ。

使い勝手はiPhoneの「ミュージック」アプリと同じ感覚。曲の再生や音量調整はもちろん、楽曲の検索もできる。Music VideoやPodcastも流すことができるのもポイントだ


このテクを使っている覆面:じまPさん

 今回紹介した「Remote」は、iPhoneをリモコンにして、iTunesを操作しようというアプリです。Wi-Fi環境があれば、無料で簡単に操作できるので、寝転がりながら音楽を聴きたい……というときにオススメ。この時期ならこたつに入って、ム少し離れた位置のPCを操作するという目的にもいいかもしれません。ものぐさな人ならずとも、ぜひ使ってみてほしいです。

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