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ノキアのWindows Phone 8スマホ「Lumia 820」がさっそくアキバに!

2012年12月07日 11時30分更新

文● 絵踏 一

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 ワイヤレス充電機能や優秀なカメラを搭載するNokiaのWindows Phone 8搭載スマートフォン「Lumia 820」がイオシス アキバ中央通店やビートオン 秋葉原店などのイオシス各店に入荷。アキバでの店頭販売がスタートしている。

HTCの「Windows Phone 8X」に遅れること約1ヵ月、Nokia製のWindows Phone 8スマートフォンがついに登場。その尖兵となったのはミドルレンジの「Lumia 820」だ

前世代のミドルレンジ「Lumia 800」は3.7型。一回り大きくなった4.3型有機ELディスプレーを搭載、それでいてやや厚みは薄くなっている。エッジ部分も丸く変更された

 Nokiaが展開するWindows Phone 8スマートフォンのミドルレンジモデルLumia 820がアキバ店頭にやってきた。入荷したのはSIMロックフリーの海外モデルで、同じくWindows Phone 8を搭載する製品としてはHTCの「Windows Phone 8X」が先月から販売されている。

 AMOLED採用の4.3型有機ELディスプレー(480×800ドット/217ppi)を搭載。3.7型サイズだったWindows Phone 7.5世代のミドルレンジ「Lumia 800」より一回り大型化、かつての上位モデル「Lumia 900」に並ぶサイズになった。その一方で薄型化にも成功し、丸みを帯びた新デザインも相まって扱いやすく進化している。

つや消しタイプの背面カラーはそのまま継承。多彩な機能が盛り込まれた、Carl Zeiss社製レンズ搭載の高性能カメラを実装する

 スペックも各社の最新スマートフォンに比肩しうるレベルに引き上げられたほか、「PureView」技術搭載の優秀なカメラ機能を実装。シャッターの解放時間を長くすることでより多くの光を取り込むことが可能になり、最新の手ぶれ補正技術とのタッグで薄暗い場所でも鮮明な写真撮影ができる。それに加えて、カメラを通して画面に映る風景に店名やランドマークなどの情報が表示される「City Lens」にも対応する。搭載レンズはCarl Zeiss社製で、画素数は800万画素。

 また、ワイヤレス給電規格「Qi」をサポートする点もトピックで、対応するチャージパッドの使用でケーブルレスの充電を実現する。Nokiaからは純正のワイヤレス充電プレートや“充電枕”「Fatboy recharge pillow」などもリリースされているため、こういったアイテムが今後日本でも流通するかは気になるところ。

トップにはWindows Phoneお馴染みのスタートボタンや検索ボタンを搭載。側面には電源ボタン、ボリュームボタン、シャッターボタンが並ぶ

 CPUは1.5GHz動作のSnapdragon S4(デュアルコア)で、メモリーは1GB、ストレージ容量は8GB。最大32GBのmicroSDHCを外部ストレージに使用できる。通信方式は、LTE 700/800/850/900/1700/1800/1900/2100/2600、W-CDMA 850/900/1700/1900/2100、GSM 850/900/1800/1900MHzに対応。そのほか、NFC、Bluetooth、無線LANの通信機能に対応する。イオシス各店にて、5万4800円で販売中だ。

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