2月8日、日本アバイアは企業向けコラボレーションソリューション「Avaya Aura Suite Licensing」を発表し、3月4日から提供開始する。SIPベースのコミュニケーションプラットフォーム「Avaya Aura」をベースにしたソリューションを、音声コラボレーション、モビリティ、ビデオ/Web会議という用途に沿ってスイート化したもので、価格が最大で40%オフになるという。
音声コラボレーションを実現する「Essential Suite」はIP-PBX、SIPサーバー、プレゼンスサーバー、コラボレーションソフト、ソフトフォン、ミドルウェア、Microsoft Lync連携などのライセンスが含まれる。また、セキュアなBYODを支援する「Mobility Suite」はEssential Suiteに加え、セッションボーダコントローラー「Avaya SBC for Enterprise」やiPadやスマートフォン用のクライアント、メッセージングサーバー、ユーザー認証ソリューション「Avaya Identity Engines」のライセンスが含まれる。
さらにビデオ・Webコラボレーションを実現する「Collaboration Suite」はMobility Suiteに加え、音声・Web・ビデオ会議サーバ ーとRADVISIONビデオ会議ソリューション「Scopia Desktop/Mobile」のライセンスが含まれる。
特にセキュリティ面に配慮されており、Avaya SBC for EnterpriseはSIPデバイスやSIPトランクを保護するセッションボーダコントローラーとして動作。VPNレスでコラボレーションアプリケーションにアクセス可能にするほか、高度なToll Fraud ProtectionやDoS攻撃などを防ぐセキュリティ機能を搭載する。また、近日提供予定のAvaya Identity Enginesでは、デバイスプロファイルに基づきネットワークアクセスをプロビジョニング。社外からのユーザーに対し、セキュアなゲストアクセスを提供するほか、許可のないデバイスに対するアクセス制限を実現するという。