LIFEBOOK WS2/J試用機の性能を
ベンチマークソフトでチェック
LIFEBOOK WS2/J試用機ではプロセッサにCore i7-3520M(2.90GHz)を採用し、8GBのメモリーと約256GBのSSDに高速処理用SSDを組み合わせた構成になっていた(表)。
試用機の主なスペック | |
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CPU | Core i7-3520M(2.90GHz) |
メモリー | 8GB |
グラフィックス | Intel HD Graphics 4000 |
ストレージ | 256GB SSD+高速処理用SSD |
光学式ドライブ | モバイル・マルチベイ(BDドライブ/カバー/増設用HDD/増設用バッテリーユニット/モバイルプロジェクターユニット) |
OS | Windows 8 64bit版 |
この環境でテストしたベンチマークの結果は以下の通りで、Windowsの快適さの指標となる「Windowsエクスペリエンス インデックス」の基本スコアは、最高値9.9に対して「6.5」となった。この結果は「グラフィックス」「ゲーム用グラフィックス」に由来しており、CPU内蔵GPU「Intel HD Graphics 4000」を利用していることを考えれば妥当な数値だろう。BDコンテンツを再生する分には問題なく、最新ゲームで遊ぶためにLIFEBOOK WS2/Jを購入するとは考えにくいため、問題ないはずだ。
この他の項目を見ると、PCの基本性能を支える「プロセッサ」の数値が「7.2」と良好で、さすがはCore i7-3520M(2.90GHz)といったところ。しかも、「メモリ」の値も「7.5」と高め。特筆すべき項目は、ディスクのデータ転送速度を示す「プライマリ ハードディスク」で、SSDの高速さならではの「8.1」を叩き出した。
実際、SSD搭載機だけあって動きは非常にキビキビしており、利用感はかなり快適そのものだ。軽快さにこだわるユーザーにも十分納得できるだろう。
ヘビーな使い方でも内蔵バッテリーのみで4時間以上
バッテリーについては、BBenchを利用してキーストローク&ウェブ巡回で計測した。本体設定は電源プラン高パフォーマンスモードで無線LANを利用してのウェブアクセスだ。この設定で、本体内蔵バッテリーのみで計測したところ4時間4分48秒利用することができた。増設バッテリーユニットを装着した状態では、5時間11分20秒だった。最も電源消費の激しい状態でこれだけ利用できるというのはありがたい。もちろん、エコモードを利用すればさらに駆動時間はのび、出張中の利用などにも十分対応できるようになるはずだ。
これでも駆動時間が足らないという場合はACアダプターを持ち歩くことになるが、オプションでコンパクトなスティック形状ACアダプターを選択できる。軽量でコンパクトなアダプターは、荷物の軽量化に活躍してくれる。
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