「モバイル・マルチベイ」で効率追求
世界最薄19.9mmの光学式ドライブ内蔵13.3型ノート
とにかく軽量、とにかく長時間駆動というモデルはいくつもある。そのほとんどは、長時間駆動をうたいつつ重量を犠牲にし、あるいは軽量さを重視する代わりにバッテリー駆動時間の短さや性能には目をつぶるという形だ。しかし富士通は、LIFEBOOK WS2/Jでこれらをすべて追求した。
まず、コンパクトな13.3型ノートでありながら、光学式ドライブを搭載可能。重量は、SSD選択時が約1.44kg(DVDスーパーマルチドライブ装着時)/約1.45kg(Blu-ray Disc ドライブ装着時)、HDD選択時は約1.46kg(スーパーマルチドライブ装着時)/約1.47kg(Blu-ray Disc ドライブ装着時)だ。
本体サイズは316×226×13.5(最厚部19.9mm)で、光学式ドライブ搭載の13.3型ノートとしては世界最薄という点も見逃せない。
光学式ドライブはモバイル・マルチベイ対応の着脱式となっており、いつでも取り外せる(富士通 WEB MARTカスタムメイドモデルのオプションとして、DVDスーパーマルチドライブまたはBDXL対応Blu-ray Discドライブを選択可能)。光学式ドライブの代わりにモバイル・マルチベイ用カバーを取り付ければ、約1.31kg(SSD選択時)/約1.33kg(HDD選択時)になる。わずかな重量の違いではあるが、モバイルマシンにとってこの差は大きい。
さらに、モバイル・マルチベイには「増設用ハードディスクユニット」(約500GB HDD)を取り付けることも可能だ(SSD選択時約1.46kg、HDD選択時約1.48kg)。「増設用バッテリユニット」を装着すると、本体内蔵の標準バッテリーと合わせてなんとバッテリー駆動時間は最大で約16.7時間(Core i5選択時)/約16.5時間(Core i7選択時)にもなる。「モバイルプロジェクターユニット」も用意されており、ちょっとした打ち合わせスペースがあればすぐにプレゼンテーションを始められる。
LIFEBOOK WS2/Jは、このモバイル・マルチベイのおかげで、普段は軽量さを重視しつつ、出張時には増設用バッテリーを取り付けるという使い方が可能なのだ。出先でプレゼンテーションをしたいからプロジェクターを搭載、移動中に映画を見たいから光学式ドライブを取り付けておこうという具合に、その日の用途に合わせて仕様を変更できるのがおもしろい。