日本国内の発売が見送られたマイクロソフトのタブレット「Surface」が、来週中にもアキバの店頭に登場する見込みだ。イオシス アキバ中央通店やビートオン秋葉原店などのイオシス各店にて入荷予告が始まっている。
Surfaceは、マイクロソフトが新OSのWindows 8とともに発売した、独自開発の10.6型タブレット端末。OSにWindows RTを採用し、CPUにNVIDIAのTegra 3、メモリー2GB、1366×768ドットの5点マルチタッチディスプレーなどを搭載する。残念ながら日本は発表された販売対象国・地域から外れており、今後の販売も未定だった。詳しいスペックはこちらの記事を参照しよう。
なお、Surfaceはカバー一体型のキーボード装備するのも特徴。打鍵感のある「Type Cover」とタッチセンサータイプの「Touch Cover」2種類がラインナップされているが、今回イオシス各店で販売されるのはTouch Coverタイプ。店頭にはカラーも複数色入荷するらしい。
ただし、全店舗合わせての入荷数は極少量。ショップによれば「事前の予約にもできるだけ柔軟に対応したい」とのことなので、どうしても入手したい人は店頭に問い合わせてみよう。価格は64GBモデルが7万9800円で、32GBモデルが6万9800円だ。
ちなみに余談ながら、ショップスタッフ曰く「本来なら1日に入荷するはずだったが、アメリカを襲ったハリケーン“サンディ”の影響で遅れてしまった」とのこと。アメリカ東海岸を大混乱に陥れたハリケーンの余波はアキバ店頭にも及んでいるようだ。