モデムやターミナルアダプタなどの非IPデバイスに対するIPアクセスを可能に
ラリタン、シリアルコンソールスイッチ「Dominion SX」12機種
2012年11月01日 09時00分更新
10月31日、ラリタン・ジャパンは、シリアル機器管理用コンソールスイッチ「Dominion SX」の新製品12機種を発表した。
Dominion SXは2003年の販売開始以来、ルーターやスイッチ、アクセスポイント、ファイアウォール、ロードバランサーといったシリアルポートを持つ機器管理に幅広く利用されているというコンソールスイッチ。SSH/TelnetまたはWebブラウザから各機器のシリアルコンソールを直接操作できるため、モデムやターミナルアダプタなどの非IPデバイスに対するIPアクセスが可能となる。
また、スイッチやルーター等のIPデバイスに対しては、SSH/Telnetなどのリモートプロトコルに依存しないアウトオブバンドアクセスが確保できる。加えて、ネットワーク機器の障害時においても、遠隔からシリアルコンソールにアクセスでき、問題の切り分けや復旧作業が迅速に行なえるメリットもある。
今回の12機種追加により、日本でもDominion SXシリーズがフルラインナップで提供可能になったという。なお、価格は全モデルともオープンプライス。