10月11日、デジタルアーツは自社製プロキシ搭載のプロキシアプライアンス「D-SPA」(DigitalArts Secure Proxy Appliance)をバージョンアップし、標的型攻撃に有効な出口対策機能を搭載したと発表した。
同社では、D-SPAのオプション製品の1つ「i-FILTER for D-SPA」において、Webフィルタリングのカテゴリを追加。マルウェアの配布元情報や感染したPCが誘導される先のWebサイト情報が含まれる「脅威情報サイト」カテゴリが利用可能になった。
これにより、すでに提供しているウイルススキャン連携オプションの「AV Adapter for D-SPA」、SSL通信デコードオプションの「SSL Adapter for D-SPA」をあわせて活用することで、
- HTTPSサイトも含めたWeb経由の入口対策
- 企業を狙った標的型攻撃に有効な出口対策
の両者が可能となり、よりセキュアなWebアクセス環境を構築できるという。