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検索サイトの検索結果も徹底ブロック

デジタルアーツ、家庭向けフィルタリングソフト「i-フィルター 5.0」を発表

2008年02月13日 15時47分更新

文● 編集部 太田 渉

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 デジタルアーツ(株)は13日、家庭向けフィルタリングソフト「i-フィルター」シリーズの最新版、子どものインターネット利用を管理できる「i-フィルター 5.0」を発表した。価格はダウンロード版が4200円、パッケージ版は6090円。発売日はダウンロード版が先行して今月25日に、パッケージ版は29日。

かんたんインストール

指示に従ってボタンを押すだけでインストールできる「かんたんインストール」を搭載している

かんたんナビゲーション

かんたんナビゲーションは項目別にクリックしていくことで疑問点を検索できる

 i-フィルター 5.0は、パソコン操作が苦手なユーザーでも直感的に利用できるように開発されたフィルタリングソフト。操作に迷った場合、アプリケーションのスタートメニューに表示されている「かんたんナビゲーション」をクリックすれば、サポートセンターで多数の問い合わせを受けている事例を中心に設定方法を目的別に検索できるのが特徴。

フィルタリング設定

フィルタリング設定は「犯罪」や「アダルト」など細かく設定が可能

 フィルタリング機能としては、有害サイトの閲覧禁止といった一般的な機能に加えて、同社の企業向けフィルタリングソフト「i-FILTER」に搭載されている掲示板への書き込みを禁止する「掲示板書き込みブロック機能」や、ショッピングサイトの閲覧は可能だが購入手続きは禁止する「購入ページブロック機能」を追加している。

検索結果フィルター

有害であったら検索結果も画像を被せてブロックする

伏せ字フィルターとの併用

伏せ字フィルターと検索結果フィルターを併用することで、段階的にフィルタリングできる

 そのほかに、「子どもには検索サイトの検索結果に表示される有害・悪質な単語を含む文章も見せたくない」という要望に応え、検索結果の上に画像を被せて見えなくする検索結果フィルター」を搭載した。この機能は従来から搭載している、登録した任意の単語を伏せ字で表示する「伏せ字ブロック」機能と併用して利用することも可能だ。

時間帯を設定

インターネットを利用できる時間帯を設定できる

 さらに、曜日や時間ごとのインターネット利用時間の指定や、使用した検索単語や閲覧カテゴリー、利用時間帯も確認することもできる。

 対応OSはWindows Vista/XP SP2/2000(SP4)。

道具 登志夫氏

代表取締役社長の道具 登志夫氏

 同日開かれた記者説明会にて、代表取締役社長の道具 登志夫(ドウグ トシオ)氏は発売への経緯と今後の展開について、「5.0へのバージョンアップは、前バージョンから2年半ぶりとなる。この2年半の間は、ゲーム機やプロバイダー、パソコンへのバンドルといったルートを捜していた。フィルタリングが普及していく中で、バンドル製品のバージョンアップや、携帯電話への提供といった展開をしていきたい」と述べた。

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