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有線LANで設定楽ちん! 9800円の据え置き型Android端末

2012年10月06日 11時30分更新

文● 絵踏 一

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 サンコーの販売するAndroid端末ラインナップに、有線LANを搭載するコンパクトな据え置きモデル「Android SmartTV BOX」(型番:ANDBOX44)が加わった。サンコーレアモノショップ秋葉原総本店で販売中で、店頭では展示デモも行なわれている。

手のひらサイズのAndroid端末がサンコーから発売。最近流行しているスティックタイプとは異なり、ケーブル接続の据え置きモデルだ

 Android SmartTV BOXは、最近急速に存在感を増しつつある小型Android端末の新モデル。サンコーといえば、スティックタイプのAndroid端末のさきがけとなった「Androidスティック with DUALCORE」や、その後継モデル「Android Stick 4 SmartTV」を以前にもご紹介したが、今回発売のモデルはHDMI端子に直挿しするタイプではなく、ケーブルでテレビやディスプレーと接続する据え置きタイプ。ただし、大きさは手のひらに乗るほどコンパクトに収まっており、取り回しのよさは相変わらずだ。

小型端末では珍しく、有線LANポートを搭載する。動作はACアダプターによる給電。側面にUSBポート×2を備え、マウスやキーボードなど入力デバイスで操作できる

 最大の特徴は、これまでの小型端末と異なり、ネットワークインターフェイスに無線LANではなく有線LANを採用しているところ。面倒な設定が不要ですぐにインターネットに接続できるため、初心者でも安心して使用できる。

 USBポートも2基搭載され、マウスやキーボードによる操作が可能。ブラウジングや動画鑑賞など一通りのタスクをこなせる能力がそなわっており、使い方次第では十分にPCの代わりが務まりそうな印象だ。

 また、消費電力もわずか5Wと極めて低く、ショップによれば「24時間使用しても3円で済む」というエコ仕様。さらに、この手の端末では珍しく電源のON/OFFスイッチも搭載されている。

スティックタイプでは実装されなかったON/OFFスイッチを前面に搭載、使用状況によって接続中でも電源を切れるようになった。サンコーレアモノショップ秋葉原総本店の2Fでは、小型液晶に接続した展示デモが行なわれている

 CPUはCortex-A8ベースの「Allwinner A10 1.5GHz」、メモリーはDDR3 1GB、ストレージは4GBと、スペックは先月発売の「Android Stick 4 SmartTV」に準拠している。出力インターフェイスはHDMIとコンポジットで、画面解像度は最大1080p(1920×1080ドット)出力が可能。外部ストレージは最大32GBのSDHCメモリーカードに対応する。

 本体サイズは幅87×奥行き66×高さ24mmで、重量は80g。搭載OSはAndroid 4.0で、日本語やGoogle Playにも対応する。付属品は、HDMIケーブル、コンポジットケーブル、ACアダプターなど。サンコーレアモノショップ秋葉原総本店にて9800円で販売中だ。

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