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SANとNASを統合したユニファイド・ストレージの新製品

最小構成84万円から!SSDも積める「VNXe3150」発表

2012年10月01日 11時00分更新

文● TECH.ASCII.jp

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 10月1日、EMCジャパンはSANとNASを統合したユニファイド・ストレージの新製品「VNXe3150」を発表した。「VNXシリーズ」のエントリーモデルである「VNXeシリーズ」の新ラインナップで、従来のVNXe3100、VNXe3300の間を埋めるモデルとなる。高機能と使いやすさ、そして低廉な価格に注力したSMB(Small& Medium Business)向けストレージとして展開する。

ユニファイド・ストレージの新製品「VNXe3150」

 VNXe3150ではクアッドコアのCPUを採用することで、高い性能を実現。また、3TBのNL-SAS HDDや2.5インチのSSDを搭載可能で、最大100台までのドライブをサポートする。ネットワークインターフェイスも、従来の1Gbps(1000BASE-T)のほか、銅線の10Gbps規格(10GBASE-T)にも対応する。機能面では、VMwareとの連携やシンプロビジョニング、ファイルの重複排除・圧縮などの機能を持つするほか、専任管理者不在の環境を前提としたGUIの設定管理ツール「Unisphere」を搭載する。

 最小構成(シングルストレージプロセッサー、 2.5インチSASドライブ(300GB×6本)、 ベースソフトウェア(NFS、CIFS、iSCSIプロトコル標準搭載)、ベーシック保守(ワランティ)、 36か月ソフトウェア保守)で、84万円(税抜)からという低廉な価格を実現した。

 あわせてVNXのソフトウェア機能強化も行なう。ストレージプール内で異なるRAIDタイプを組み合わせることができるほか、スナップショットもLUNあたり256までサポートされる。

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