6社と共同でSSDベースのデータベースアプライアンスを提供
マイクロソフト、DB専用機「SQL Server SSD Appliance」を発表
2012年12月19日 06時00分更新
12月17日、日本マイクロソフトは、「Microsoft SQL Server 2012 Enterprise エディション」をベースとしたデータベースアプライアンス「Microsoft SQL Server SSD Appliance」を発表した。SCSK、ソフトバンク・テクノロジー、デル、東芝ソリューション、日本ヒューレット・パッカード、日本ユニシスの6社から順次提供される。
同アプライアンスでは、HDDよりも高速なSSDを採用。データベースを更新する際のトランザクション処理や、大規模データベースの処理を高速に行なえる。また、ハードウェア構成もSQL Server 2012 Enterpriseに最適化されているため、特別なチューニングや設計は不要で、高いパフォーマンスを提供できるとしている。
提供される6社の製品は下記の通り。価格にはSQL Server 2012 Enterpriseのライセンスは含まれていないため、別途搭載コア数分のライセンスが必要になる。
各社スペック詳細 | ||||||
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ベンダー | SCSK | ソフトバンク・テクノロジー | デル | 東芝ソリューション | 日本ヒューレット・パッカード | 日本ユニシス |
サーバー | NEC Express 5800/1080a-E スケーラブル HA サーバー | Supermicro 8way SQL Edition | Dell PowerEdge R820 | Toshiba FlexSilver/NX | HP ProLiant DL980 | Unisys ES7000 |
CPU | インテル Xeon E7-8800 (8プロセッサー、80コア) | インテル Xeon E7-4870 (8プロセッサー、80コア) | インテル Xeon E5-4600 (4プロセッサー、32コア) | インテル Xeon E7-4870 (4プロセッサー、40コア) | インテル Xeon E7-4870 (8プロセッサー、80コア) | インテル Xeon E7 (4プロセッサー、40コア) |
メモリー | 1024GB | 1024GB | 1024GB | 1024GB | 1024GB | 512GB |
ストレージ | 6.6TB Violin Memory V-6606-HA24-8xFC | 4.8TB Fusion-IO ioDrive2 Duo×2 | 4.8TB (+SSD 4.6TB) Fusion-IO ioDrive2 Duo×2、Dell Express Flash PCIe SSD×4 | 6.6TB Toshiba Violin 6000 モデル6606 | 5TB HP VMA3205 | 3TB SANARENA MV110 |
価格 | 4950万円 | 3150万円 | 1220万円 (定価の50%オフ) | 2950万円 (定価の40%オフ) | 1837万5000円 (定価の50%オフ) | 3045万円 (定価の43%オフ) |