社内ネットワークに無償センサーソフト「Previct」をインストールするだけ
テリロジー、米Lastlineクラウドを利用したマルウェア対策
2012年09月12日 06時00分更新
9月11日、テリロジーは企業情報流出を防ぐセキュリティ出口対策として「次世代標的型マルウェア防御クラウドサービス」を提供すると発表した。
これは、米Lastline(ラストライン)と同社クラウドサービスの代理店契約を締結して行なうもの。高精度分析エンジンをクラウド上に用意しており、社内ネットワークに「Previct」と呼ぶ無償のセンサーソフトをインストールすれば、ネットワーク構成を変更することなく、標的型マルウェアの攻撃を防ぐことが可能になる。
Lastlineは、マルウェア潜伏の可能性あるインターネット上のWebサイトを独自手法でクローリング。収集したマルウェア検知情報をPrevictセンサーにリアルタイムに配信し、インターネットから侵入するマルウェア攻撃を検知、ブロックする。自社情報だけでなく、世界40社のパートナーからも新規情報を収集しているという。

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