日本通信は、イオンの店頭で提供している「b-mobile SIM [イオン専用](データ通信専用パッケージ)」(通称:イオンSIM)について、8月1日から(本州・四国の場合、その他地域では8月3日から)、LTE&3G対応に変更することを発表した。また、従来は標準サイズのSIMだけだったが、マイクロSIM版も追加する。
なお、8月中旬からは、日本通信のサイト(https://mypage.bmobile.ne.jp/)で申し込むことで、現行ユーザーが標準SIMからマイクロSIM、またLTE対応版に変更することが可能になる予定。交換手数料は2100円。
これまでのイオンSIMは、ドコモのFOMA網による3Gネットワークにのみ対応していた。イオンSIMをはじめとする、ドコモネットワークをMVNOで提供する各社のSIMは、ドコモ端末でも利用できたが(スマートフォンでテザリング機能が使えないなど一部制限もある)、Xi端末ではXiが利用できるSIMが必要で、3G契約のみのSIMでは利用不可能だった。
そんな中、ドコモのラインナップが、Xi対応モデルやマイクロSIM採用モデルに移行してきたことで、今回のサービスにつながったものと思われる。
なお、ドコモのFOMA/Xi両ネットワークが利用できるようになった点以外、イオンSIM自体のサービス内容には基本的に変更はなく、通信速度が100kbpsの「プランXA」で月980円、400kbpsの「プランXB」で月2980円、“Mbpsクラス”の「プランXC」で月4980円となっている(購入時にSIMパッケージ料金として3150円が必要)。
また、直近3日間の通信量が300万パケット(約360MB)以上、1ヵ月間で1000万パケット(約1.2GB)以上を利用した場合に通信速度を制限する場合があるとしている。
