7月6日、日立ソリューションズはモバイル向け指静脈認証装置「静紋JS1」をAndroid端末に対応させると発表した。
これは、静紋JS1用のソフトウェア「静紋JS1 スタンドアロンソフトウェア」(旧称「静紋JS1 Windowsログオンソフトウェア スタンドアロン版」)に、Android端末で利用者認証を行う機能を追加することで実現。本製品が提供するAPIを利用することで、Androidアプリケーションと「静紋JS1」の連携が可能になる。
これにより、業務システムなどAndroidアプリケーションの認証にパスワードの代わりに指静脈認証を使用でき、強固な本人確認を実現する。また、Android端末の起動時およびスクリーンロック解除に、指静脈認証を行うことが可能となり、なりすましを防ぎ、より確実な本人確認を実現するとしている。
対応するAndroid端末は、USBホスト機能に対応したUSBコネクタを装備するした端末で、対応OSはAndroid 3.2以降。Android端末は製品によってOSがカスタマイズされていることがあるため、事前に動作検証が必要という。静紋JS1 スタンドアロンソフトウェアの価格は、メディアライセンスセットで5250円(税込)。