2012年夏版 ウルトラブック(Ultrabook)ほぼ全機種カタログ(後編)
個性派ウルトラブック連続発売で俺の財布も最軽量
2012年07月05日 12時00分更新
シネスコ液晶採用で使い勝手良好
東芝 dynabook R542/16FS
東芝「dynabook R542/16FS」は、21:9の14.4型液晶ディスプレーを採用した製品。これはいわゆる「シネマスコープ」のアスペクト比で、一般的なワイド液晶のアスペクト比16:9と比較すると、ヨコ方向に約1.3倍ほども広い表示領域となる。
シネスコサイズの映画・動画を全画面で表示できるほか、2つのアプリのウィンドウをヨコに並べて同時作業するというような使い方もできる。独自アプリ「TOSHIBA Split Utility」によってよく使うウィンドウを素早く画面内にレイアウトできる点も見逃せない。
ディスプレーのアスペクト比に伴って、やや横長の筐体も特徴的だ。CPUはCore i5-3317U(1.70GHz)で、SSD+HDD内蔵と「東芝高速スタート」機能によって高速起動とスリープからの復帰も可能。バッテリー駆動時間も約8時間と、外出先でシネスコサイズの動画だって十分楽しめるスペックだ。
「harman/kardonステレオスピーカー」や「SRS Premium Sound 3D」も搭載して音質についても妥協はない。実売価格は14万円前後とやや高めだが、ホビーに仕事に活躍しそうなウルトラブックだ。
東芝 dynabook R542/16FS | |
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型番 | R542/16FS |
CPU | Core i5-3317U(1.7GHz) |
メモリー | 4GB |
グラフィックス | CPU内蔵 |
ディスプレー | 14.4型ワイド(1792×768ドット) |
ストレージ | 500GB HDD+32GB SSD |
無線通信機能 | IEEE 802.11b/g/n、Bluetooth 4.0 |
インターフェース | USB 3.0×3、HDMI、SDカードスロット、有線LANポートなど |
サイズ | 約幅368.5×奥行き200×高さ20.8mm |
質量 | 約1.69kg |
バッテリー駆動時間 | 約8時間 |
OS | Windows 7 Home Premium SP1 64bit |
実売価格 | 14万円前後 |
全部入りウルトラモバイルといえばコレ!
日本エイサー Aspire TimelineUltra M5
日本エイサー「Aspire TimelineUltra M5」は、世界初のオールインワンウルトラブックとして登場し、全部入りウルトラブックのジャンルを確立した「Aspire TimelineUltra M3」の後継製品。
光学式ドライブ(DVDスーパーマルチ)を内蔵しているため、厚さは約20.7mmで重量も約1.85kgとちょっとヘビー級ではあるものの、約8時間というなかなかのバッテリー駆動時間を確保している。
また、「Acer Instant On」機能、「Acer Instant Connect」機能によって、いつでもすぐに使用開始できる軽快感も備えている。価格も実売8万円前後と手頃。据え置きメイン、ときどきモバイルという使い方がいいかもしれない。
日本エイサー Aspire Timeline Ultra M5 | |
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型番 | Aspire TimelineUltra M5 M5-481T-H54Q |
CPU | Core i5-3317U(1.7GHz) |
メモリー | 4GB |
グラフィックス | CPU内蔵 |
ディスプレー | 14型ワイド(1366×768ドット) |
ストレージ | 128GB SSD |
光学式ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ |
無線通信機能 | IEEE 802.11a/b/g/n、Bluetooth 4.0+HS |
インターフェース | USB 3.0×2、USB 2.0×2、HDMI、メモリーカードスロットなど |
サイズ | 約幅340×奥行き245×高さ20.7mm |
質量 | 約2kg |
バッテリー駆動時間 | 約8時間 |
OS | Windows 7 Home Premium SP1 64bit |
実売価格 | 8万円前後 |
マグネシウム・リチウム合金で875gを実現!
NEC LaVie Z
NECが満を持して発表したウルトラブック「LaVie Z」。筐体底面に新素材のマグネシウム・リチウム合金を採用し、13.3型ディスプレー(1600×900ドット)を搭載しながらわずか約875gという驚異的な軽さを実現している。これは夏モデルのウルトラブック最軽量といえるだろう。
ラインナップは、Core i7-3517U(1.9GHz)とSSD 256GBを搭載した「LZ750/HS」および、Core i5-3317U(1.70GHz)とSSD 128GBを搭載した「LZ550/HS」の2モデル。その他の仕様はほぼ同様となっている。
その軽量さばかりがクローズアップされがちだが、約8.1時間のバッテリー駆動時間や、Office Home and Business 2010のプリインストールなど、モバイル機として十分な実用性を十分に備えている一台だ。発売は8月23日を予定している。
LaVie Z | ||
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型番 | PC-LZ750HS | PC-LZ550HS |
CPU | Core i7-3517U(1.90GHz) | Core i5-3317U(1.70GHz) |
メモリー | 4GB | |
グラフィックス | CPU内蔵 | |
ディスプレー | 13.3型 1600×900ドット | |
ストレージ | SSD 256GB | SSD 128GB |
無線通信機能 | IEEE 802.11a/b/g/n、Bluetooth 4.0+HS | |
インターフェース | USB 3.0、USB 2.0、SDメモリーカードスロット、HDMIなど | |
サイズ | 幅313×奥行き209×高さ14.9mm | |
質量 | 約875g | |
バッテリー駆動時間 | 約8.1時間 | |
OS | Windows 7 Home Premium SP1 64bit | |
実売価格 | 16万5000円前後 | 13万5000円前後 |
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