いま買って後悔しない、ウルトラブックはこれだ 第2回

2012年夏版 ウルトラブック（Ultrabook）ほぼ全機種カタログ（前編）

第2世代ウルトラブックが正当進化を遂げてお買い得に

BTOブランドのウルトラブックは質実剛健
ドスパラ　Prime Note Altair F-5E

Prime Note Altair F-5E

　ドスパラ「Prime Note Altair F-5E」は、BTOパソコン販売の老舗である同社が手がけた初のウルトラブック製品だ。

　ディスプレーサイズは14型で、光学式ドライブ（DVDスーパーマルチ）や有線LANコネクタを搭載するなど、いわば全部入りのウルトラブックに仕上がっている。筐体デザインは実にオーソドックスというかシンプルで、正直オシャレ度はあまり高くない。液晶パネルもノングレアだ。

　しかしCPUはCore i7-3517U（1.9GHz）だし、SSD＋HDDで「インテルラピッド・スタート・テクノロジー」に対応するなど基本機能は十分充実している。価格も8万9980円とコストパフォーマンスが高い。さらにCPUをCore i5-3317U（1.7GHz）に変更した7万9980円のエントリーモデルも発売されている。

　モバイルノートに華美な仕様は必要ない、という質実剛健なユーザーは購入を検討してみるといいだろう。

ドスパラ Prime Note Altair F-5E
型番	Prime Note Altair F-5E	Prime Note Altair F-5E Core i5-3317U搭載モデル
CPU	Core i7-3517U(1.9GHz)	Core i5-3317U(1.7GHz)
メモリー	8GB	4GB
グラフィックス	CPU内蔵
ディスプレー	14型（1366×768ドット）
ストレージ	500GB HDD＋64GB SSD
無線通信機能	IEEE 802.11b/g/n
インターフェース	USB 3.0×2、HDMI、メモリーカードスロット、有線LANポートなど
サイズ	約幅348×奥行き235×高さ21mm
質量	約1.7kg
バッテリー駆動時間	約5.5時間
OS	Windows 7 Home Premium SP1 64bit
直販価格	8万9980円	6万9980円

ウルトラブック初のフルHD液晶
ASUS　ZENBOOK Primeシリーズ

ZENBOOK Prime UX31A

　今夏より追加されたASUSの「ZENBOOK Prime」はZENBOOKの上位モデル。広視野角かつフルHD（1920×1080ドット）の液晶ディスプレーを採用、映画鑑賞などに強みを発揮するだけでなく、表計算や資料作成などビジネス用途でのメインマシンとしても充分な作業領域を確保している。

　ラインナップは13.3型液晶採用の「UX31A-R4256」と、11.6型液晶採用の「UX21A-K1256」の2種類で、画面解像度はどちらもフルHD。

　両者は本体サイズ、質量、バッテリー駆動時間などが異なるものの、基本スペックはほぼ共通で、CPUはCore i7-3517U（1.9GHz）、メモリー4GB、ストレージはSSD256GBとなっている。

　春モデル同様、アルミ削り出しのユニボディー構造で、最薄部3mmとスリムな外観にもかかわらず剛性は高い。広い作業領域を求めるユーザーは本機一択といっていいだろう。

ASUS　ZENBOOK Primeシリーズ
型番	UX31A-R4256	UX21A-K1256
CPU	Core i7-3517U(1.9GHz)
メモリー	4GB
グラフィックス	CPU内蔵
ディスプレー	13.3型（1920×1080ドット）	11.6型（1920×1080ドット）
ストレージ	256GB SSD
無線通信機能	IEEE 802.11a/b/g/n、Bluetooth 4.0
インターフェース	USB 3.0×2、メモリーカード（SD/SDHC/SDXC/MMC）、mini VGA、マイクロHDMIなど	USB 3.0×2、mini VGA、マイクロHDMIなど
サイズ	幅325×奥行き226×高さ3～18mm	幅299×奥行き196.8×高さ3～17.5mm
質量	約1.3kg	約1.1kg
バッテリー駆動時間	約8.5時間	約5.1時間
OS	Windows 7 Home Premium SP1 64bit
実売価格	13万9800円（直販サイト）	12万9800円（直販サイト）

定番ウルトラブックが第2世代に進化！
ASUS　ZENBOOKシリーズ

ZENBOOK UX21A

　ASUSの「ZENBOOK」は、第1世代ウルトラブックを代表する一台といっても過言ではない人気機種。夏モデルでは13.3型の「UX31A-R5128」および11.6型の「UX21A-K3128」、そしてUX31AのOffice搭載モデル「UX31A-R5128S」の3種類が発売される。

　直販サイトではUX31A-R5128が10万9800円（Office搭載モデルは12万9800円）、UX21A-K3128が9万9800円とお手ごろ感の高い価格設定となっている。

　画面解像度が1600×900ドット（UX31A）と1366×768ドット（UX21A）、そしてストレージがSSD128GBであることを除けば、上位機種のZENBOOK Primeとほぼ同様のスペックであることを考えると、モバイル機器として割り切った使い方を考えているユーザーには最適な選択といえるのでは。

ASUSTeK　ZENBOOK
型番	UX31A-R5128S（Office搭載モデル）	UX31A-R5128	UX21A-K3128
CPU	Core i7-3517U(1.9GHz)
メモリー	4GB
グラフィックス	CPU内蔵
ディスプレー	13.3型（1600×900ドット）		11.6型（1366×768ドット）
ストレージ	128GB SSD
無線通信機能	IEEE 802.11a/b/g/n、Bluetooth 4.0
インターフェース	USB 3.0×2、メモリーカード（SD/SDHC/SDXC/MMC）、mini VGA、マイクロHDMIなど		USB 3.0×2、mini VGA、マイクロHDMIなど
サイズ	幅325×奥行き226×高さ3～18mm		幅299×奥行き196.8×高さ3～17.5mm
質量	約1.3kg		約1.1kg
バッテリー駆動時間	約8.7時間		約5.2時間
OS	Windows 7 Home Premium SP1 64bit
実売価格	12万9800円（直販サイト）	10万9800円（直販サイト）	9万9800円（直販サイト）