2012年夏版 ウルトラブック(Ultrabook)ほぼ全機種カタログ(前編)
第2世代ウルトラブックが正当進化を遂げてお買い得に
2012年07月04日 12時00分更新
手頃なサイズと価格で気軽に使える
日本HP HP ENVY4-1000
日本HP「HP ENVY4-1000」は、14型液晶を搭載したウルトラブック。筐体サイズはやや大きめとなるが、重量は約1.77kgとモバイル許容範囲だろう。
SSD+HDDを内蔵し、起動やスリープなど各種動作が高速で使い勝手がよい。天板とパームレストにはヘアライン加工されたアルミ素材を採用する一方で、底面には滑りにくいラバー素材を採用。ツートンのカラーリングも高級感がある。またウルトラブックながら「Beats Audio」のステレオスピーカーとサブウーハーを搭載し、音質にもこだわっている。
モバイルユースはもちろんだが、メインマシンとしての活用も考えられているためだろう、外付けDVDドライブ+MS Officeを追加した「スタンダード・オフィス」モデルが用意されている。
注目は「スタンダード」モデルが直販価格6万円台というコストパフォーマンスの高さ。リアルモバイルは追求しないけど、たまに持ち歩くには価格もサイズも手頃な1台だ。
HP ENVY4-1000シリーズ | ||
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型番 | ENVY4-1020TU スタンダードモデル |
ENVY4-1021TU スタンダード・オフィスモデル |
CPU | Core i5-3317U(1.7GHz) | |
メモリー | 4GB | |
グラフィックス | CPU内蔵 | |
ディスプレー | 14型(1366×768ドット) | |
ストレージ | SSD 32GB+HDD 500GB | |
光学式ドライブ | ─ | 外付けDVDスーパーマルチ |
無線通信機能 | IEEE 802.11b/g/n、Bluetooth 4.0 | |
インターフェース | USB 3.0×2、USB 2.0、HDMI、有線LANポートなど | |
サイズ | 約幅340×奥行き236×高さ19.8mm | |
質量 | 約1.77kg | |
バッテリー駆動時間 | 約7.5時間 | |
オフィスソフト | ─ | Microsoft Office Personal 2010 SP1 |
OS | Windows 7 Home Premium SP1 64bit | |
直販価格 | 6万9930円~ | 8万9880円~ |
薄型・軽量の最高峰スペックなウルトラブック
日本エイサー Aspire S5
日本エイサー「Aspire S5」はCPUにCore i7-3517U(1.9GHz)を、ストレージに256GB SSDを採用した最高スペックともいえるウルトラブックだ。ディスプレーは13.3型、USB3.0ポートに加え、あの「Thunderbolt」ポートも搭載する。筐体はアルミ+マグネシウム合金で堅牢性を保ちながら軽量化し、厚み11mm、重量1.2kgを実現している。
また「Acer Instant On」機能でスリープ状態から1.5秒で復帰でき、「Acer Instant Connect」機能によって、2.5秒でオンライン接続を完了するから、モバイル時にカバンから取り出した際、イラつくことなくすぐに操作を開始できる。
価格は実売価格15万円前後とややお高めだが、それを補うほどの快適なウルトラブックと言えるだろう。
日本エイサー Aspire S5 | |
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型番 | Aspire S5 S5-391-H74U |
CPU | Core i7-3517U(1.9GHz) |
メモリー | 4GB |
グラフィックス | CPU内蔵 |
ディスプレー | 13.3型(1366×768ドット) |
ストレージ | 256GB SSD |
無線通信機能 | IEEE 802.11a/g/n、Bluetooth 4.0 |
インターフェース | USB 3.0×2、USB 2.0×2、HDMI、メモリーカードスロットなど |
サイズ | 約幅324.4×奥行き227.3×高さ11.2~15mm |
質量 | 約1.2kg |
バッテリー駆動時間 | 約6.5時間 |
OS | Windows 7 Home Premium SP1 64bit |
実売価格 | 15万円前後 |
13型屈指の人気機種はAV連携も◎
東芝 dynabook R632/28F
東芝「dynabook R632/28F」は、従来モデル「dynabook R631」の後継機。CPUがCore i5-3317U(1.7GHz)になった。筐体色に「シャンパンゴールド」が追加されたが、その他のデザインや、最薄部8.3mmというサイズ、約1.12kgという13型クラスでは屈指の軽量級であるところは従来どおりだ。
ストレージにはSSD+HDDを採用し、「東芝高速スタート」と相まってWindowsの起動時間が約7秒と高速。バッテリー駆動時間も約9時間と長く、数々の耐久テストにクリアした堅牢性も確保している。ヘビーに持ち歩いても心配ないだろう。
また、「harman/kardonステレオスピーカー」や「SRS Premium Sound 3D」も搭載して高音質で動画や音楽を再生できる。さらにアプリ「RZスイート express」で、東芝レグザシリーズと連携してテレビ・録画コンテンツを楽しむことも可能だ。
東芝 dynabook R632/28F | |
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型番 | R632/28F |
CPU | Core i5-3317U(1.7GHz) |
メモリー | 4GB |
グラフィックス | CPU内蔵 |
ディスプレー | 13.3型(1366×768ドット) |
ストレージ | 128GB SSD |
無線通信機能 | IEEE 802.11b/g/n、WiMAX |
インターフェース | USB 3.0、USB2.0×2、アナログRGBHDMI、SDカードスロット、有線LANポートなど |
サイズ | 約幅316×奥行き227×高さ8.3~15.9mm |
質量 | 約1.12kg |
バッテリー駆動時間 | 約9時間 |
OS | Windows 7 Home Premium SP1 64bit |
実売価格 | 14万円前後 |
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