基本仕様をとことんチェック!
CPUは、前述の通りインテル 第3世代で、Core i5-3317Uを採用。CPUのプロセスルールが1段階進み、パフォーマンスを向上させつつ、消費電力が抑えられるなど、さらなる進化が図られている。メモリーは4GB搭載し、ストレージには、ISRT対応のHDD500GBを装備。ISRTとは、少容量のSSDを搭載し、キャッシュとして利用することにより、マシンのレスポンスを高速化する機構のこと。とくにOSの起動速度や休止状態からの復帰などで、効果が高い。本製品でも、電源オフの状態からOSを起動した場合で29秒と、一般的なノートPCに比べ、高速化を実現している。
グラフィックも、NVIDIA GeForce GT 630Mを備えており、モバイルPCとしてはパワフルな仕様だ。また、14インチワイドの液晶パネルは1600×900ドット表示で、このサイズにしては高精細。作業領域が広く確保でき、使いやすさも抜群である。
各種インターフェースをチェック
基本的なパフォーマンスを確認したころで、おつぎはインターフェイスをチェックしていこう。USB3.0を2基搭載したほか、HDMI出力を備えている点は、ほとんどのウルトラブックが備えているところで、ごく一般的。
ちょっとうれしいのは、有線LANポートを備えている点だ。もちろん、本製品は無線LANを搭載しており、高速な802.11nもカバーしているが、動画データをはじめ、デジカメの写真データなども大容量化している昨今、ギガ単位でデータのやりとりをすることも多くなっている。そんなとき、ギガLANが使えれば、相当時間を短縮できる。ウルトラブックでは、有線ポート非搭載のモデルも多い中、しっかりと有線LANポートを装備しているのは心強い。