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アルミ素材削り出しの天板などのこだわりデザインが魅力

満を持して投入するIvy世代のウルトラブック「XPS14」

2012年06月26日 11時00分更新

文● 真島 颯一郎 写真●ANZ 提供●デル

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基本仕様をとことんチェック!

 CPUは、前述の通りインテル 第3世代で、Core i5-3317Uを採用。CPUのプロセスルールが1段階進み、パフォーマンスを向上させつつ、消費電力が抑えられるなど、さらなる進化が図られている。メモリーは4GB搭載し、ストレージには、ISRT対応のHDD500GBを装備。ISRTとは、少容量のSSDを搭載し、キャッシュとして利用することにより、マシンのレスポンスを高速化する機構のこと。とくにOSの起動速度や休止状態からの復帰などで、効果が高い。本製品でも、電源オフの状態からOSを起動した場合で29秒と、一般的なノートPCに比べ、高速化を実現している。

 グラフィックも、NVIDIA GeForce GT 630Mを備えており、モバイルPCとしてはパワフルな仕様だ。また、14インチワイドの液晶パネルは1600×900ドット表示で、このサイズにしては高精細。作業領域が広く確保でき、使いやすさも抜群である。

「Windows エクスペリエンス インデックス」のスコア。Ivy Bridge世代のCPUだけにCPUが、6.9をマークしている。また、ゲーミング グラフィックスが6.7と高評価。チップセット内蔵ではなく、NVIDIA GeForce GT 630Mを搭載したことが効果を発揮している

一方「CrystalDiskMark」でストレージのパフォーマンスをチェック。読み込み、書き込みとも平均的にパフォーマンスを発揮されてる

ディスプレーの解像度は1600×900ドット。14インチモデルにしては高解像度で、ブラウザを起動しても、両サイドにまだまだ余裕がある

幅335.8ミリ、奥行きは233ミリで、フットプリントはA4用紙に近い。弊社から発行されている雑誌「週刊アスキー」よりも、ひと回り大きい

各種インターフェースをチェック

 基本的なパフォーマンスを確認したころで、おつぎはインターフェイスをチェックしていこう。USB3.0を2基搭載したほか、HDMI出力を備えている点は、ほとんどのウルトラブックが備えているところで、ごく一般的。

 ちょっとうれしいのは、有線LANポートを備えている点だ。もちろん、本製品は無線LANを搭載しており、高速な802.11nもカバーしているが、動画データをはじめ、デジカメの写真データなども大容量化している昨今、ギガ単位でデータのやりとりをすることも多くなっている。そんなとき、ギガLANが使えれば、相当時間を短縮できる。ウルトラブックでは、有線ポート非搭載のモデルも多い中、しっかりと有線LANポートを装備しているのは心強い。

左側面にはUSB3.0を2基搭載したほか、HDMI出力やディスプレーポートを装備。有線LANを備えている点がうれしい

右側面は、SDメモリーカードスロットとヘッドホン端子とケンジントンロックを用意。スッキリとした側面だ

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