大容量でバッテリーの持ちがいい
バッテリー容量は7400mAhで、Androidタブレットではトップクラス。CPUは1.5GHzデュアルコアの「OMAP 4460 HS」だが、連続駆動時間は公称最大13時間(ウェブ閲覧時)と、Tegra 3搭載機種と同等の駆動時間をキープ。同じOMAP搭載の競合機種の約2倍の駆動時間を実現し、朝から晩まで継ぎ足し充電なしで利用できるはずだ。
実際にストリーミング動画を視聴し、連続駆動時間を計測してみたところ約5時間20分という結果が出た。数値的には新しいiPadの方が上だが、より少ないバッテリーで長時間駆動できる効率のよさはLifeTouch Lの方が上だ。
LifeTouch Lと新しいiPadの連続駆動時間比較
LifeTouch L
バッテリー容量:7400mAh
連続駆動時間:約5時間20分
新しいiPad
バッテリー容量:11666mAh
連続駆動時間:約6時間26分
バッテリーベンチ計測時の条件は、フル充電からYouTube HD動画をWi-Fiで連続再生し、バッテリーが切れるまでの時間を計測した。画面輝度は最大で常時点灯。音量は最小でスピーカーを使用。Bluetooth/GPS/アカウント同期はオンにしている。
Tegra 3ではないが3Dゲームも問題なし
前述のようにCPUは周波数1.5GHz動作のデュアルコア「OMAP 4460 HS」。現在タブレットで主流のTegraシリーズではないので、3Dゲームなど複雑なグラフィックのアプリがスムーズに動作するかが気になった。さっそく実機で試してみたところ、Googleマップの3D表示から「Exorcist-Fantasy 3D Shooter」や「Helidroid 3D」といった3Dゲームまでストレスなく楽しめた。参考までにCPUベンチマークも好成績だった。
外での通信はWi-Fiルーターなどでカバー
LifeTouch LはWi-Fiモデルのため、3GやLTEは非搭載となる。そのままの状態では外出先でインターネットを利用できない。しかし、Wi-FiルーターやWi-Fiスポット、スマホのテザリング機能などを活用すれば外出先でもインターネットを楽しめる。むしろ回線契約が不要なぶん、毎月の維持費がかからないのがWi-Fiモデルの利点だろう。