入口対策/出口対策の組み合わせ
合技採用!ALSIが全Webフィルタで標的型攻撃対策を強化
2012年06月01日 06時00分更新
5月31日、アルプス システム インテグレーション(ALSI)は、Webフィルタリングの全製品において標的型攻撃への対策を強化すると発表した。
対象となるのは、
- Webフィルタリングソフト「InterSafe WebFilter」
- クラウド型Webフィルタリングサービス「InterSafe CATS」
- 家庭向けフィルタリングソフト「InterSafe Personal」
のそれぞれ全バージョン。
強化されるのは、入口対策と出口対策の2通り。入口対策は、標的型サイバー攻撃の手法としてもっとも利用されるDBD(ドライブ・バイ・ダウンロードサイト)へのアクセス遮断で、マルウェア感染を未然に防止する。
もう1つの出口対策では、PCに侵入したマルウェアにインターネット経由で指示を出す「C&C(Command & Control)サーバー」への通信経路を遮断するもの。これにより、万一PCがマルウェアに感染しても、C&Cサーバーからの指示を受けられないため、悪意ある情報搾取を防御できる。
Webフィルタリング全製品への配信となるため、既存バージョンを利用しているすべてのユーザーのセキュリティ対策強化を実現するとしている。
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