富士見iPhoneクラブのメンバーが、自分がお気に入りのiPhoneアプリを紹介する本連載。ゆるふわ&腹黒なメンバーが、毎回役立つ(?)アプリをピックアップしていくぞ。
町を作ると曲ができる「箱庭作曲ゲーム」という新ジャンル
iPhoneのゲームアプリの中でもおなじみなのが、街や農園を作っていく箱庭系アプリ。移動中のちょっとした空き時間など、外出中でも少しずつ進められるのが人気の一因だろう。今回紹介する「Isle of Tune Mobile」も、マップに道路や建物を作って町を作っていくゲームだ。
しかしメインの機能は町作りではなく、そこに車を走らせることで、道路沿いのオブジェクトたちが音楽を奏でるところにある。もともとウェブ上で公開されているFLASHゲームだが、どこでも“作曲”できるiPhoneアプリ版が登場した。
Isle of Tune Mobile | |||
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価格 | 170円 | 作者 | Happylander Ltd |
バージョン | 1.1 | ファイル容量 | 19.1 MB |
カテゴリー | ゲーム | ユーザーの評価 | (無し) |
対応デバイス | 全機種 | 対応OS | iOS 4.0以降 |
基本はマップに道路を引くところから。引き間違えたら、そこをタップして消しゴムのアイコンで消せばOK。道路上に「休符」の役割をする信号などを置くことも可能だ。道ができたら、街灯や家などのオブジェクトを好きなように配置していこう。オブジェクトをタップすれば、音階の調整や、音を表拍で鳴らすか、裏拍で鳴らすかなどを個別に設定できる。
マップを完成させたら、今度は車を置いて左下の「GO」を押せば演奏が始まる。車が通ると、その左右にあるオブジェクトが指定したとおりの音を出す。気に入らないところや改善したいところがあれば、「STOP」を押して車を止め、オブジェクトを配置しなおしていこう。これをうまく設定して、自分だけの音楽を作りあげていくのだ。
「シムシティ+マリオペイント」感覚にじわじわハマる
この車、移動のスピードを変えることはもちろん、マップ上に何台でも配置できる。車が一周する道路を複数作ることで、こちらのコースではリズムを、こちらのコースではメロディーを……ということもできるし、応用で和音も作れてしまう。同じコースに数台の車をズラして配置することで、複雑なポリリズムを鳴らすというテクニックもある。
なお、作ったマップは「TOOLS」から「SAVE」をタップすることでアプリ内に保存すれば、いつでもロードして演奏することができる。また、「BROWSE ISLANDS」から、Web上に公開されている中から人気のマップをロードして楽しめる。
FLASHでは無料だったもので有料でアプリ化したのはすこし残念だが、手元でじっくり「作曲」できるようになったのは大きなメリット。見た目は人気都市シミュレーションゲーム「シムシティ」のようだが、画面にオブジェクトを並べて作曲するという機能から、スーパーファミコンの名作ソフト「マリオペイント」を思い出す人もいるのでは。本格的に作り出すとなかなか奥が深く、作曲の知識がないという人でも楽しく遊べることうけあい。グラフィックも楽しい愛すべきアプリだ。
このアプリをオススメする覆面:じまPさん
Flash版で遊んだこともありますが、iPhoneアプリになったことで、空き時間に少しずつ作曲ができるようになりました。誰かと一緒に遊ぶのも楽しいですよ。
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