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シトリックス・システムズ・ジャパンがVDIソフトウェアの新バージョン

仮想Windowsをタブレット向けUIに!Citrix XenDesktop 5.6

2012年03月16日 06時00分更新

文● TECH.ASCII.jp

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 3月15日、シトリックス・システムズ・ジャパンはデスクトップ仮想化(VDI)ソフトウェアの新バージョン「Citrix XenDesktop 5.6」を発表した。

「Citrix XenDesktop 5.6」は仮想環境のWindowsをタブレットで活用するための機能が盛り込まれた

 Citrix XenDesktop 5.6の新機能の1つが「Personal vDisk」だ。通常VDIでは、ユーザーごとに専用のシステムイメージと仮想マシン(VM)を割り当てる。これに対しPersonal vDiskでは、共通のシステムイメージを全ユーザーのVMに展開すると同時に、ユーザーごとのアプリケーションやデータ、カスタマイズ情報の保存を行なう。VMは必要な時に、あるいは事前に一定数を作成しておけるが、使用終了時にはシステムイメージはデフォルトに戻り、標準システムイメージが1つのみとなる。これによりVDIとしてのユーザービリティを確保しつつ、ストレージの必要容量を抑え、VDI導入の際のストレージコストを最大65%削減するという。

 ユニークな機能が、Windowsアプリケーションにモバイルデバイスで使いやすいユーザーインターフェイスを提供するという「Citrix XenApp 6.5」および「XenApp 6.5 Mobility Pack」だ。Windowsアプリケーションはキーボードとマウスの利用を前提とした設計がされているため、仮想化されたWindowsアプリケーションをタブレットやスマートフォンなどのモバイルデバイスで使用する際の使い勝手はあまりよくない。この問題を解決するのが本機能で、XenApp 6.5 Mobility PackをXenAppサーバーに適用すると、Windowsのシステムを改良し、下記画面のようなタッチ操作がしやすいインターフェイスを実現してくれるという。

「XenApp 6.5 Mobility Pack」によってWindowsがタッチ操作しやすいユーザーインターフェイスに改良された

 ほかに、仮想環境で実行されたWindowsアプリケーションからモバイルデバイス固有の機能を使用できるようにする無償開発キット「Citrix Mobile Application SDK for Windows」を用意する。これにより、モバイルデバイスが持つGPSやカメラ、通信機能と連携したアプリケーション開発が容易になり、Windowsアプリケーションを最新のモバイルデバイスで便利に安全に使えるようになるという。

 XenDesktop 5.6は、3月15日よりシトリックス認定パートナーを通じて提供開始。価格はオープンとなる。

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