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今、買うべき春デジギア徹底討論 第9回

開いてすぐに使えるから サクサク動くウルトラブック

週アスハード担当の佐藤暁が推薦「Aspire S3」

2012年03月22日 10時00分更新

文● 週刊アスキー編集部、提供●日本エイサー

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いろいろと計測してみた

CHECK 1:通常時と高負荷時の表面温度

 ガンガン使ったときにどこまで底面が熱くなるかを検証!ふつうにネットを使ったりするくらいではCPUにたいして負荷もかからず温度も低い。そこでベンチソフトを使ってCPUの負荷を100 パーセント近くまで上げて測定。それでも表面温度は34度程度。50度を超えることも多い一般的なノートと比べ熱くならなかった。


底面の温度を赤外線サーモグラフィにて測定

【高負荷時】約34度と暖かさは感じるが、膝上でも十分作業できる温度。

【通常時】温度が高い部分で約27度。この時点では表面は冷たい。

※表面温度の計測は、NEC Avio赤外線テクノロジーの赤外線サーモグラフィ『R300』を使用。

CHECK 2:スリープからの復帰にかかる時間

 HDDだけど速いの? と思い復帰の速さを実際に計測。公式は1.5秒だが、わずか1.4秒で復帰した。これは専用のフラッシュメモリーを積んでいるためだ。

【SSDモデルと変わらず】1.4秒で復帰。「ほんとにスリープ状態になってたの?」と疑いたくなるくらい早い。

CHECK 3:スリープからネット接続までの時間

 無線LANにつながっている状態からスリープモードにし、そこからの復帰時間を測定。単なる復帰と大差ない約2.4秒でネットにも再接続した。

【アクセスポイントの検索時間】エイサーのほかのラインアップと比べて約4倍の速さとなる約2.4秒でネットにつながった。

仕事にもプライベートにも超活用

いつでもどこでもこれ1台でオーケー

 薄さと軽さと高速処理性能を備えモバイル用途に強いウルトラブック。『Office Home and Business 2010』も付き、大容量HDDとあわせてビジネスで大活躍できる。

【Office2010を搭載】仕事で使うなら『Office』があると便利。単体で買うよりお得だし、PC購入してすぐ使えるのがいい。

 しかし僕としては、タブレットやスマートフォンのように、ひとり1台持つスタイルが当たり前のウルトラブック。手軽に使えるプライベートマシンとして利用するのがお勧め。特に“開けたら即使える”この製品なら、家中どこでもパッと使えて便利。リビングにいるときは常にそばに置いておき、テレビを見ながら気になったことをすぐに調べたり、ちょっと空いた時間に動画を見たりできる。また、約1・35キロと非常に軽量なので、部屋から部屋へと持ち歩くのもまったく苦にならない。このサイズでもバッテリーは約6時間もつので、あっちへこっちへ動けるのもいい。

【部屋の中で気軽に使える】「立ち上げるのがめんどう」なんて昔の 話。この気軽さは慣れるとクセに。

【スマホのテザリングで接続】テザリング機能つきのスマートフォンがあれば、どこでもネット接続。

 外出先でちょっとネットへ接続したいときは、手持ちのスマホのテザリング機能を使えば無線接続ができる。もちろんモバイルルーターがあれば快適だが、メールでファイルを送信したいなど、ちょっとしたことであれば、テザリング機能を使うのが賢い。

ウルトラブックって何?

 ウルトラブックとは、“薄い”“軽い”“高性能”を実現した新たなカテゴリーのPCのこと。タブレット並みの薄さと高速起動を実現しつつ、フルキーボードなど操作性も高い。第2世代インテル Core iプロセッサーを搭載しているため、写真編集やHD動画の試聴ができるのも魅力。

テザリングって何?

 スマートフォンをWiFiルーターがわりに使うこと。これを利用すれば、スマホ1台分の月額料金だけでモバイル通信ができることに。自宅のネット回線がわりに使う人も増えてきている。

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