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9時間駆動でモバイル用途に快適!

高い質感と7万円台を両立したUltrabook、日本HP「Folio13-1000」

2012年03月14日 11時00分更新

文● 高橋 量

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軽快に動作する充実スペック
9時間駆動のスタミナも魅力

 つぎに、Folio13のスペック面を見てみよう。CPUには、Sandy Bridge世代のCore i5-2467M(1.60GHz)を搭載。デュアルコアCPUだがハイパースレッディングに対応しているので、4コアの高速な処理が期待できる。

 ストレージには、128GBのSSDを採用。試用機に搭載されていたのはSAMSUNGのSSDで、3Gbpsの高速なアクセスに対応している。

試用機のSSDはSAMSUNG製のMZMPA128HMFU

 メモリーは標準で4GB搭載。これ以上増設できないのが残念だが、オフィスソフトの利用などであれば4GBあれば十分だろう。グラフィックス機能はIntel HD Graphics 3000(CPU内蔵)を利用。無線通信機能としては、無線LAN(IEEE 802.11b/g/n)とBluetooth 4.0に対応している。

 インターフェース類としては、外付け機器用にUSB 3.0端子とUSB 2.0端子を用意。映像出力用には、HDMI端子が用意されている。メモリーカードスロットはSD/SDHC/SDXC/マルチメディアカードに対応している。

Folio13の本体前面。インターフェースは一切ないシンプルな構成だ

本体背面にも端子類はない。中央からやや左に、通気口が設けられている

本体左側面には、左から電源コネクタ、有線LAN端子、HDMI端子、USB 3.0端子、2in1メディアスロットが配置されている

本体右側面には、左からUSB 2.0端子、オーディオ端子を用意

 バッテリー駆動時間の長さも、Folio13の魅力のひとつだ。一般的なUltrabookではバッテリー駆動時間は5〜7時間程度だが、Folio13は9時間と頭ひとつ抜けている。重量も約1.5kgと比較的軽く、持ち運びやすさはバッチリだ。出張などで長期間外出する場合などではACアダプターを持ち歩ことになるが、重量約260gと軽いため難なく持ち運べるだろう。

ACアダプターの重量は約260g。サイズもコンパクトで持ち運びやすい

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