HD対応の大画面や高性能CPUを搭載するスマホたち
ここで使用するスマホを紹介しよう。今回は基本的にBDレコーダーとの連携機能を備えた家電メーカーのスマホ、およびそれに近い機能を持つポータブルデバイスを集めている
シャープの「AQUOS Phone SH-01D」(以下、AQUOS Phone)は、720×1280ドットの4.5型液晶パネルを備え、視差バリア方式の3D表示にも対応するモデルだ。CPUにはデュアルコアの「OMAP4430」(1GHz)を搭載し、操作スピードも向上している。
ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズの「Xperia ray SO-03C」(以下、Xperia)は重さ100gの軽量・コンパクトモデル。液晶画面は3.3型(854×480ドット)で、CPUは「MSM8255」(1GHz)を採用する。
さらに、本家ソニーの製品として、Android搭載のウォークマン「NW-Z1050」を用意。800×480ドットの4.3型液晶を備え、音楽だけでなく、動画や写真の再生に対応。FMラジオの視聴も可能だ。
パナソニックは、同社のコンデジのブランド名を冠した「LUMIX Phone P-02D」(以下、LUMIX Phone)を試した。内蔵カメラは約1320万画素で、独自の高画質技術も搭載する。液晶画面は4型(540×960ドット)で、CPUは「OMAP4430」(1GHz)となっている。
これに加えて、防水型のポータブルワンセグテレビ「SV-ME970」も用意。ワンセグテレビという名称だがネットワーク機能もかなり強化されている。画面サイズは7V型(800×480ドット)と大型でタッチパネル操作もできる。ちなみにOSはAndroid 2.1ベースのようだ。
富士通東芝モバイルコミュニケーションズは「ARROWS X LTE F-05D」(以下、ARROWS X LTE)と「REGZA Phone T-01D」(以下、REGZA Phone)の2つの端末を用意。ARROWS X LTEは高速通信規格「Xi」に対応しているが、両者の基本的なスペックはかなり似通っている。CPUはデュアルコアの「OMAP4430」(1.2GHz)、液晶パネルは4.3型で720×1280ドットだ。ともに防水対応となっている。
さらに東芝は、薄さ7.7mmのAndroidタブレット「REGZA Tablet AT700/35D」(以下、REGZA Tablet)も用意した。10.1型(1280×720ドット)の大きな画面で映像を視聴できる。CPUは「OMAP4430」(1.2GHz)を搭載。同社の薄型テレビやBDレコとの連携を大きな特徴としたモデルだ。
なお、今回のようなBDレコーダーとの連携機能について、海外メーカーのスマホは基本的に非対応になっており、国内勢ばかりのラインナップとなっている。BDレコーダーとの連携は、ワンセグやおサイフケータイなどと同様に日本独自の機能なのだろう。同様にiPhoneもBDレコーダーとはあまり連携しないので、今回は取り上げていない。
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