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ついにUSB HDDに録画! パナ「ブルーレイDIGA」6機種登場

2011年08月09日 18時46分更新

文● ASCII.jp編集部

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3チューナー構成の4モデル。上から「DMR-BZT9000」「DMR-BZT910」「DMR-BZT810」「DMR-BZT710」

3チューナー構成の4モデル。上から「DMR-BZT9000」「DMR-BZT910」「DMR-BZT810」「DMR-BZT710」

 パナソニックから、Blu-ray Discレコーダー「ブルーレイDIGA」6機種が一斉に発表された。

 3チューナー構成で3TB HDD搭載の「DMR-BZT9000」(予想実売価格37万円前後)、2TB HDD搭載の「DMR-BZT910」(同21万円前後)、1TB HDD搭載の「DMR-BZT810」(同13万5000円前後)、500GB HDD内蔵の「DMR-BZT710」(同11万円前後)の4モデルが9月15日発売予定。

2チューナー構成の「DMR-BWT510」(上)とシングルチューナー機「DMR-BRT210」(下)

2チューナー構成の「DMR-BWT510」(上)とシングルチューナー機「DMR-BRT210」(下)

 2チューナー構成で500GB HDD搭載の「DMR-BWT510」(同9万5000円前後)が9月1日、500GB HDD搭載のシングルチューナー機「DMR-BRT210」(同7万円前後)が10月15日発売となる。

 従来通り、「スカパー! HD」チューナーを組み合わせることで3チューナーモデルは最大4番組、2チューナーモデルは最大3番組、シングルチューナーモデルは最大2番組の同時録画が可能だ。

 最上位機種となるBZT9000は3層構造のベースシャーシを採用し、トップパネルおよびサイドパネルにはアルミ押し出し材を使用。本体の剛性が向上した。加えて、新開発のドライブシェルターや、ABS樹脂を組み合わせたセラミックインシュレーターなどのパーツを採用し、振動対策を行なっている。

 BZT9000/910はアナログ映像回路や映像信号処理回路、HDMI回路を不使用時に停止する「ハイクラリティサウンド2」や、BDやCD再生時にHDDやチューナー、冷却ファンを停止する「シアターモード2」により、デジタルノイズの発生を極力抑える「インテリジェント ローノイズシステム」を搭載。

 BZT9000/910/810/710とBWT510では、新たにUSB HDDへの録画に対応。最大8台のHDDを登録できる(同時接続は不可)。また、BRT210はBDレコーダーとしては最小となる年間消費電力量(約19.9kWh/年)を実現した。

 全機種共通の進化点は、本体電源OFF時(クイックスタート設定「入」)から約1秒で録画一覧の表示やディスクトレイのオープンが可能となった。

BZT9000のリモコン

BZT9000のリモコン

 リモコンには新たに「ワンタッチ予約/録画」ボタンを搭載。番組視聴中にこのボタンを押すだけで録画を開始し、番組終了で停止する。加えて、ワンボタンで待機時消費電力を最小(約0.03W)にすることができる「エコ待機」ボタンを新たに搭載した。

 BZT9000/910/810に関してはタッチパッド搭載の無線リモコンを採用し、フリック操作でページ送りなどができる。

 長時間録画は最長15倍と従来通りだが、番組情報を元に、ドラマやアニメ、スポーツなどのジャンルを自動で判別して最適なエンコード処理を実施。よりノイズを抑えた画質で録画できる。

 新機種は全機種3D対応だが、色信号処理で画質を向上させる「クロマアップサンプリング処理」の精度を従来機よりも向上させることで艶と質感をアップ。さらに2DのBDタイトルを3D変換する際に、ビデオ、字幕、メニューをそれぞれ独立して変換することで、字幕やメニューを立体的に浮かび上がらせ、臨場感を高めている。

 加えて、BZT9000/910は「ディテ-ルクラリティプロセッサforBD」(シーンごとに映像を分析して周波数帯ごとに最適な処理を行なう)で、新たに色信号の処理を追加。フルHD映像をプロジェクターで投影する際に精細感が高まるという。

 そのほか、超解像処理の精度向上や字幕位置調整機能などが追加されている。

 ネットワーク機能では、録画中(3番組同時または2番組同時も含む)でも「お部屋ジャンプリンク」(ホームネットワーク機能)を利用し、別室のテレビやレコーダーで録画番組を視聴できるようになった。

 また、9月5日に開始予定の写真共有サービス「PicMate」に対応。対応するDIGA間で写真の送受信が可能になる。

 AVCHDの3D映像やプログレッシブ映像の取り込みに対応したほか、写真や動画を取り込み、オリジナルの映像アルバムを作ることができる「動くアルバムメーカー」も搭載。背景やデコレーション素材、BGMなどを付加でき、BDやDVD、SDメモリーカード(SD画質)に書きだすことができる。

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