
以前にも本サイトで記事を掲載したように、筆者は発売日の朝にサムスン電子「GALAXY S II SC-02C」を購入。メイン端末として日々利用している。それから4ヵ月が経過したので、GALAXY S IIの感想や使用感について改めてまとめることにした。
GALAXY S IIを買って一番満足したのは
高速CPUによるすべての操作における快適さ
まず、GALAXY S IIを選んだ最大の理由は、その処理速度だ。PCの世界ではゲームや動画を頻繁にエンコードする人でもないかぎり、もはやCPUは製品選びの重要な要素にはなりえないが、スマートフォンの世界ではそうではない。スマートフォンでは、ウェブブラウザーでPC向けサイトを開いたり、多機能なアプリを操作する場合など、まだまだ性能アップが必要だと感じる場面は少なくない。
この点、GALAXY S IIは1.2GHz動作のデュアルコアCPUを搭載することで、頭1つ抜けた操作感を実現している。たとえばASCII.jpのトップページは比較的複雑なレイアウトだが、無線LANで接続したGALAXY S IIであれば3~4秒程度で表示できる。
スマートフォンを持っている読者の方には、ぜひ実際に自分の端末で表示させてみてほしいが、シングルコアの端末では2倍くらいの時間がかかるのが一般的だ。またGALAXY S IIであれば、ウェブブラウザーでピンチイン/アウトした際も、指の操作にまとわりつくような感じで拡大/縮小してくれる。
もう1つデュアルコアCPUの威力を感じるのが、Androidマーケットからのアプリのインストール時(特にファイルサイズが大きいアプリ)。アプリをダウンロードしたのちにファイルを解凍する作業などに入るが、シングルコアのAndroid端末だと、バーがアニメーションしている間、ジリジリと待たないといけないが、GALAXY S IIはここでも圧倒的に速く終了する。
「Android端末は操作で引っかかりを感じる」というような印象を持っている人には、1度GALAXY S IIでデュアルコアの威力を確認してほしい。
