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「GALAXY Tab」と「GALAXY S II WiMAX」の二刀流が最強!

2012年03月16日 12時00分更新

文● 大谷イビサ/ASCII.jp編集部

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我も銀河党! GALAXYコンビは
モバイル業界のオール阪神・巨人か?

 スマホ担当のオカモトが「GALAXY S II」、スエオカが「GALAXY S」のロードテストをやっているが、TECH担当のオオタニは7型液晶の「GALAXY Tab」の愛用者だ。そんな銀河党のオオタニが、今回はGALAXY TabとGALXY S II WiMAXの使い分けを提案したい。

GALAXY Tabを最強のモバイルと宣言したい理由

 GALAXY Tab購入の動機は実にシンプルで、外出先でメールをチェックするためである。WiMAXのほか、LTEも登場し、PCだけではなく、スマートフォンやタブレットが全盛期となったこのモバイルブロードバンド時代に、「この人はなにを言っているんだ」という声も聞こえそうだが、長らく満足するソリューションに出会えなかったのも事実だ。まずは、ここに至るまでの私のモバイル遍歴におつきあい願いたい。

 アスキー出身者にモバイル遍歴を訪ねると、おそらく一冊の本になるだろう。ご多分に漏れず、私もこの15年間でさまざまなモバイルデバイスに手を出してきた。古くは、B-TRON搭載の「TiPO」やWindows CE搭載の「Jornada 690」(HP)、「Nino312」(フィリップス)、PalmOS搭載の「CLIE PEG-UX50」(ソニー)などなど。そしてこの数年はPDAに比べ格段に処理能力の高いVAIO U/UXなどの超小型PCに落ち着いていた。これらはメインPCや携帯電話とは別に常時肩掛けカバンに入れて持ち歩き、おもに公衆無線LANでメールチェックするのに使っていた。

HPのWindows CE PDA「Jornada 690」

フィリップスのモノクロCE機「Nino312」

 ただ、雑誌からWebの仕事に移ると、メールの送受信にかなりリアルタイム性を求められるようになってきた。原稿修正の依頼はいち早く対応しないといけないし、数時間で記事掲出の可否について返事しないと、タイアップ案件自体が流れてしまうという事態すら起こってきた。少なくとも、PCからあとで返事をしてよいものと、今返事しなければならないものを分類する必要があるわけだ。

 一昨年春くらいからそんなことを悩んでいた時に目にとまったのが、ASCII.jpで2010年12月に掲載されたヤシマノブユキ氏の「ジャストサイズのタブレット ドコモ「GALAXY Tab」レビュー」である(関連記事)。

まさにジャストサイズと断言できるGALAXY Tab

 「ところが自分が40代半ばのオジサンでもあるせいか、スマートフォンの小さな画面だと目がショボショボしてかなりツライ。かといってあまりに大きな端末だと、今度は腕が疲れて肩が凝ってしまい、片道30分の電車通勤にすら耐えられなくなってしまいそうだ 」(記事より引用)

 オオタニはギリギリ30代後半だが、ヤシマ氏のテキストにいちいち共感することしきり。iPadのほぼ半分となるサイズと重さ、待ち受け1600時間という大容量のバッテリー、どこでも入りそうなドコモのデータ通信。このレビューを読んで、私はGALAXY Tabに惚れ込んでしまった。どれをとっても、私が長年求め続けてきた、理想のモバイル端末だ。

 ということで、昨年6月のGALAXY Tabの値下げを機に、NTTパーソナル時代から数え、ほぼ10年ぶりにドコモののれんをくぐった。端末は一括購入。音声契約なしの定額データ通信プランの「パケ・ホーダイ フラット」のみという男らしい(?)契約で、GALAXY Tabは愛用の肩掛けカバンに収まったのである。さらに続きがあり、あまりの便利さに、半年待たずに「GALAXY Tab 7.0 Plus SC-02D(以下、GALAXY Tab Plus)」に機種変してしまった。デュアルコア搭載で端末の動作速度が向上したことで、ますます快適なモバイル生活を送れるようになったのだ。

(次ページ、GALAXY S II WiMAXはサクサク感を実現できるか?)

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