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WiMAXスマホ「GALAXY S II WiMAXの」カメラ機能を検証する

2012年02月16日 12時00分更新

文● 末岡大祐/ASCII.jp編集部

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動画や写真は美しい画面で見たほうがいいに決まってる!

 現在、筆者はドコモ版のGALAXY S IIを使っているが、先日発売されたauのハイエンドスマホ「GALAXY S II WiMAX ISW11SC」が気になって仕方がない。編集部にある実機を触らせてもらったのだが、画面の大きさに加えてカメラ機能(主に動画や静止画)に衝撃を受けたので、今回はその機能を中心にGALAXY S II WiMAXの魅力を探る。

 このGALAXY S II WiMAXの基本的な使い勝手はこちらの記事を参照のこと。ISW11SCはディスプレーが4.7型と現行スマホの中でも大きさはトップクラスを誇る。この有機ELディスプレーはHD SUPER AMOLEDという美麗なもので、解像度は720×1280ドットとまさしくauスマホのフラッグシップモデルだ。

 この有機ELディスプレーをフルに活かしたのが動画・静止画機能である。動画の撮影は最大で1920×1080ドットに対応している。そう、フルHDで動画を撮影することができるのである。これ自体は従来のGALAXY S IIでも可能だったが、ディスプレーが大型で解像度が高いGALAXY S II WiMAXで撮影したほうが、より自分のイメージ通りの動画が撮れるのではないかと期待した。3G回線では厳しいが、上り最大10MbpsのWiMAXでネットに接続しているのなら、フルHDの動画をそのままYouTubeなどにアップロードすることも可能だ。

リアカメラは808万画素 CMOS

フロントカメラは200万画素 CMOS

フルHD動画もHD SUPER AMOLEDのおかげでとっても美しくなめらか

800万画素で撮影した写真も額に入れて飾りたいほど綺麗

 ディスプレー自体の解像度が720×1280ドットなので、フルHDで撮影してもそのまま見ることはできないが、1.4GHzのデュアルコアCPUのおかげでサクサクと動き、スコスコと操作できる。試しに、先日開催された、ミクZ4の参戦体制発表会でニューミクZ4をフルHDモードでネチネチと撮影したのでご覧になっていただきたい。なお、大人の事情により音声は消してある。

 動画の撮影時におけるフレームレートは公表されていない。だが、動画を見る限り一般的なフレームレートで撮影できていると思われる(30fpsくらいか)。



 GSR参戦発表の記事でも掲載したこの動画(下)も、GALAXY S II WiMAXで撮影したものだ(フルHDで)。撮影しているときに、マイクの部分を押さえてしまい、声が一部聞き取りづらくなってしまったのは筆者の未熟さゆえ。ご勘弁いただきたい。


 これらの動画、5年前のスペックである筆者のデスクトップPCで見たところ、フルHD(1080p)モードで見るとガクガク飛び飛びで話にならないのだが、GALAXY S II WiMAXで見ると一切のカクつきはなく、スムーズに見ることができた。個人的には「動画を見るなら大画面で!」がポリシーなのだが、このように滑らかに動き、美しく見られるディスプレーならば「動画もスマホだよね!」と宗旨替えをしたくなる。というか、した。

フロントカメラを使って自分撮り動画も可能。自分が大好きな人に

解像度はこれだけ選べるが、やはりフルHDで撮影したい

これだけ細かな設定ができる

 しかも、動画編集ソフトがプレインストールされているので、撮影したらすぐに編集してそのまま動画サイトなどにアップロードすることもできるので、よりソーシャルなサービスとの連携がしやすくなっているのもポイントが高い。

動画編集アプリ「ビデオメーカー」を使えば簡単な編集をして、そのままアップロードすることも可能

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