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デスクトップを超えた! 持ち歩ける15.6型フルHDモデル

4コア+SSDの衝撃性能! Let'snote B10 QuadコアCPUモデル

2011年10月04日 10時00分更新

文● 高橋量、写真●篠原孝志(パシャ)

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SSD+Blu-ray Discドライブを採用

 次に、Let'snote B10 QuadコアCPUモデルのスペックを見てみよう。

 CPUとしては、先に挙げたようにSandy Bridge世代のクアッドコアCPU・Core i7-2675QM(2.2GHz)を採用。グラフィックス機能は、CPU内蔵のIntel HD Graphics 3000だ。ストレージには256GBのSSD、メモリーは標準で8GB搭載し、最大16GBまで増設可能となっている。実際に触れてみたところ、起動/終了ともに非常に高速で、全体的にキビキビ動作した。

 PC全体の性能を測るベンチマーク「PCMark Vantage」では、店頭モデル(Core i5-2540M/2.60GHz/HDDモデル)に比べ、約1.9倍となるスコアを計測。さすがクアッドコア+SSDといったところだろう。このだけのスペックであれば、ヘタなデスクトップPCよりもストレスなく利用できるはずである。

 ディスプレーは15.6型ワイドで、1920×1080ドットのフルHD表示が可能。HD液晶搭載(1366×768ドット)ノートと比較した場合、約2倍の情報量が表示可能で、作業効率は31%アップする。ネット閲覧やオフィス文書作成に便利だろう。さらに、ノングレアタイプで光の写り込みが少ないため、屋外/室内ともに画面を見やすい点もメリットだ。

フルHD表示が可能な液晶ディスプレー。さまざまなドキュメントを表示しながら作業することが可能だ

 光学ドライブには、書き込み可能なBlu-ray Discドライブを搭載している。Let'snoteシリーズの中でもBlu-ray Discドライブを標準搭載しているのは、マイレッツ倶楽部限定のLet'snote B10だけ。店頭モデルではDVDスーパーマルチドライブなので、見逃せない点である。

Let'snoteシリーズ唯一のBlu-ray Discドライブ搭載モデル。片面2層書き込みに対応している

 そのほかの機能として、無線通信機能はIEEE 802.11 a/b/g/nとBluetooth 2.1+EDRに対応している。インターフェース類は外付け機器用にUSB3.0端子、USB2.0×2を用意。映像出力用にはアナログRGB端子とHDMI端子、そのほか有線LAN端子やオーディオ端子類などを備えている。

本体前面には、左から電源スイッチ、オーディオ端子類、SDメモリーカードスロット(SDHC/SDXC対応)、Blu-ray Discドライブが用意されている

本体背面には、インターフェース類は用意されていない。右にあるのはバッテリーパック

本体左側面。左から電源コネクター、有線LAN端子、HDMI端子、USB2.0端子×2と並ぶ

本体右側面は、左からUSB3.0端子、アナログRGB端子が用意されている

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