ATOK Padのココに注目
ATOK Padは無償ということもあり、多くのユーザーに試されることだろう。しかし、ファイルの概念に乏しいなど、従来型のアプリケーションとは異なる点もある。ここでは、そのポイントをいくつか紹介してみよう。
「Evernote」との連携が必須
ATOK Padを走り書きだけに使うのならともかく、文章を他のアプリケーションで利用したい、ファイルとして保存したい、という場合にはEvernoteが必須だ。
コピー&ペーストという手もあるが、メモを1通ずつコピーするようでは、ATOK Padの身軽さが損なわれてしまう。
Evernoteのスタンダードプラン(無償)の場合、1ヵ月間にアップロードできる容量が60MB/ノート1つの最大容量は25MBという制限はあるが、これを超える量のテキストを入力するのは至難の業のはずだ。ATOK Padだけで利用するかぎり追加出費はない、と考えていいだろう。
iOSデバイスとのデータ同期
Evernoteを同期に使う仕組みにより、EvernoteにアクセスできるデバイスであればATOK Padで作成したメモにアクセスできる。ATOK Pad for iPhoneは有償(1200円)だが、これはATOKの日本語入力機能を含むことが理由だ。
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