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Apple Geeks 第56回

早速試した! OS Xと相性良し!! の「ATOK Pad」

2011年09月15日 12時00分更新

文● 海上忍

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ATOK Padのココに注目

 ATOK Padは無償ということもあり、多くのユーザーに試されることだろう。しかし、ファイルの概念に乏しいなど、従来型のアプリケーションとは異なる点もある。ここでは、そのポイントをいくつか紹介してみよう。

「Evernote」との連携が必須

 ATOK Padを走り書きだけに使うのならともかく、文章を他のアプリケーションで利用したい、ファイルとして保存したい、という場合にはEvernoteが必須だ。

「ATOK Pad」のメモ一覧。Evernoteと同期済みかどうかは、タイトル横のアイコンで確認できる

 コピー&ペーストという手もあるが、メモを1通ずつコピーするようでは、ATOK Padの身軽さが損なわれてしまう。

 Evernoteのスタンダードプラン(無償)の場合、1ヵ月間にアップロードできる容量が60MB/ノート1つの最大容量は25MBという制限はあるが、これを超える量のテキストを入力するのは至難の業のはずだ。ATOK Padだけで利用するかぎり追加出費はない、と考えていいだろう。

iOSデバイスとのデータ同期

 Evernoteを同期に使う仕組みにより、EvernoteにアクセスできるデバイスであればATOK Padで作成したメモにアクセスできる。ATOK Pad for iPhoneは有償(1200円)だが、これはATOKの日本語入力機能を含むことが理由だ。

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