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ついに姿が見えた! Windows 8最新情報 第3回

これがWindows 8だ! 新UI&新機能フォトレビュー

2011年09月14日 16時02分更新

文● 小西利明/ASCII.jp編集部

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ながら操作・視聴に使える「Side by side」

 Start Screen上に並んだ各アプリの「タイル」は、単なる静的なボタンもあれば、写真がスライドショーのように切り替わるようなものもある。各タイルの配置は自由に変更できるので、スマートフォンのように種類や使用頻度ごとに並べ替えて使うのが使いやすそうだ。

写真ではわかりにくいが、中央水色のタイルを指でドラッグして、別の画面に移動しているところ

Start Screenの画面は横方向にスライド切替式で、複数画面が並ぶ仮想デスクトップ風の構造をしている。画面はこうした複数画面全体を拡大表示して、目指す画面にワンタッチで移動している様子

Metro Styleで描かれた新コントロールパネル。当然ながらタッチ操作で使いやすいデザインをしている。画面は「ユーザータイル」(従来のユーザーアイコン)を変更する設定画面

こちらはログオン時の画面(Lock Screen)の背景を選ぶ画面。従来のWindowsでは特殊な設定変更ユーティリティーを使わないと、ユーザーには変更できなかった分野だ

 Metro Styleの実装で先行するWindows Phone 7と同様に、Windows 8にはMetro Styleで作られたソーシャルアプリやRSSリーダー、メディアプレーヤーが統合されている。またWindows Liveのストレージサービス「SkyDrive」とも統合され、SkyDriveにアップロードした写真が、パソコン内の画像やほかのフォトストレージサービスにアップロードされた写真と同じように表示される。ウェブブラウザーには「Internet Explorer 10」が搭載される予定で、こちらはMetro Styleと従来型の両方のルックスが利用できる。

標準ウェブブラウザーはInternet Explorer 10に更新される。従来型・Metroのどちらでも使える

ソーシャルアプリの機能が標準で多数搭載されているのが、Windows 8の特色のひとつ

こちらはFacebookをイメージした内蔵ソーシャルアプリの機能デモ

標準搭載のTwitterクライアント機能「Tweet@rama」。各種検索サイトを利用したツイートの検索も可能

RSSリーダー機能。Metro Styleの典型例としてアプリ開発のセッションでも説明に使われるもので、テキストベースが多かった従来型アプリに対して、Feedの内容を写真を並べて一覧することで見栄えをよくしている

Metro Styleの動画再生。右に見えるのは再生設定の変更などが並んだパネル

同じくMetro Styleによるメディアプレーヤーアプリ

FacebookやFlickrと並んで、SkyDriveにアップロードした写真も、Metro Styleによる統合されたUI上で楽しめる

いかにも最新のOSらしい機能が、コンテンツやアプリデータを簡単に他者と共有できる機能だ。例えば見ている画像やウェブページのリンクといったものを、OSが用意する統一されたUIから、各種ソーシャルサービスなどを使って共有する

 Metro Styleのアプリは、基本的にひとつで1画面を占有してしまうタブレット向けOS風のものだが、高解像度の画面を備えるパソコンであれば、2つのアプリを同時に表示する「Side by side」という機能も使える。例えば動画を見たりゲームアプリで遊びながら、横に表示したTwitterクライアントでつぶやく、といった使い方ができる。

 なお現状ではSide by sideで表示ができるのは、画面解像度が1366×768ドット以上のワイド画面に限られるようだ。

「Side by side」の例。中央にパズルゲームがある左で、RSSリーダーが動いてる。配置やサイズの入れ替えも自在にできる

Side by sideは今のところ、1366×768ドット以上の画面解像度が必要とされるようだ

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