マイクロソフトは、デベロッパー支援サービスMSDN内において、開発者向け「Windows 8」デベロッパープレビュー版の配布を開始した(関連記事)。編集部ではさっそく64bit版をインストールしてみたので、触った感想をお伝えしよう。
ISO形式で配布されているデベロッパープレビュー版のファイル容量は、64bit版(英語のみ)が3.6GB、32bit版が2.8GB、開発者向けツールを含む64bit版は4.8GBとなっている。インストールの手順はWindows 7とほぼ同じなので、迷うことはなかった。
え? これ本当にWindows?
起動してまず驚くのは、Windows Phoneのような非常に大きなアイコンで画面が占められていることだ。いつものようにごみ箱とタスクバーのみの殺風景なデスクトップ画面が現れることを予想していたので、「これ本当にWindowsなの?」と思ってしまう。
水道管を繋いでいく定番ゲームや、3DCGのパズルゲーム、数独などゲームも豊富に用意されている。ゲームの内容はスマートフォン用の無料アプリと大差ないレベルだが、今までのWindowsに標準搭載されていたゲームも、この程度だった気がする
唯一Windowsらしいのがこのインターネットエクスプローラー。全画面表示のみで、ウインドウサイズは変えられない。進む、戻るボタンはもちろん、アドレスバーすら表示されていないので、今までとは印象がまるで違う(写真左)。これら操作パネルは右クリックすると表示される(写真右)

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