このページの本文へ

前へ 1 2 3 次へ

ドックが付属の合体スレートPC LaVie Touchが発表!

2011年09月12日 11時00分更新

文● 小西利明/ASCII.jp編集部

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

動作は意外にもさくさく
独自のUI「ExTOUCH」も快適

画面右に見えるのが独自のUI「ExTOUCH」。切り取り/コピー/貼り付けといった操作や簡易ランチャー、ソフトキーボードの呼び出しが簡単にできる

 LaVie Touchが搭載するCPUはAtom Z670なので、Windows用CPUとしては速いわけではない。しかし、LaVie Touchは2GBメモリーとSSDを搭載している効果もあってか、意外にも動作は軽快だ。また、タッチでWindows 7を使う際の使い勝手を考慮して、独自のユーザーインターフェース「ExTOUCH」を搭載して、使いにくさをカバーしている。

 ExTOUCHはキーボードがないと使いにくいコピー/ペースト操作のショートカットボタンや、ソフトウェアキーボード、そしてアプリケーションランチャーの機能を備えている。ソフトキーボードはWindows 7標準のものに加えて、独自の片手入力キーを用意。スマートフォン風のフリック入力でテキストを入力できる。

ExTOUCHは片手で入力できるフリック入力式のソフトウェアキーボードも用意。スマートフォンの経験があると違和感なく使えるだろう

 ExTOUCH以外にも、ウインドウフレーム上のボタン類を大きく設定しているほか、プレインストールのOfficeソフト「Office Home and Business 2010」に、タッチ操作に適したリボンボタンを独自に用意するといった使い勝手の工夫が凝らされている。また、電子書籍ビューワー「Book Live Reader」もプレインストールしている。

縦画面表示でウェブページを表示してみたところ。ExTOUCHも縦画面に合わせて表示が切り替わっているのがわかる

 予想実売価格が10万円前後と、スレートPCとしては高めだが、さくさくとした動作と使い勝手の工夫は評価できる製品である。普段はパソコンとして使い、たまにタブレットとしても……というニーズに適した製品だろう。

LaVie Touch LT550/FS の主な仕様
CPU Atom Z670(1.50GHz)
メモリー 2GB
グラフィックス CPU内蔵(Intel GMA 600)
ディスプレー 10.1型 1280×800ドット タッチパネル内蔵
ストレージ SSD 64GB
無線通信機能 IEEE 802.11 b/g/n、Bluetooth 2.1
インターフェース USB 2.0×2(マルチステーション側にも2)、HDMI出力、SD/SDHCメモリーカードスロットなど
サイズ 本体 幅263×奥行き183×高さ15.8mm
ステーション接続時 幅263×奥行き200×高さ192mm
質量(本体) 約729g
バッテリー駆動時間 最大約10.6時間
OS Windows 7 Home Premium SP1 32bit版
予想実売価格 10万円前後

■関連サイト

前へ 1 2 3 次へ

カテゴリートップへ

週刊アスキー最新号

編集部のお勧め

ASCII倶楽部

ASCII.jp Focus

MITテクノロジーレビュー

  • 角川アスキー総合研究所
  • アスキーカード
ピックアップ

デジタル用語辞典

ASCII.jp RSS2.0 配信中