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週刊 PC&周辺機器レビュー 第112回

スレート&ミニノート 新境地を拓く変形ノートTH40/D

2011年08月05日 12時00分更新

文● 池田圭一

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 真のモバイル端末を実現する最近の手法としては、使い易さを重視してノートパソコンを小型・軽量化する方向と、ポケットに入るタブレット端末を大型化する方向の2種類のアプローチがある。前者が「VAIO Z」や「ThinkPad Edge」などとすれば、後者は「スレートPC」タイプの端末と言えばよいだろうか?

 スレートPC的発想を元に、小型ノートの利点も加えるという富士通の解答が、今回レビューする「FMV LIFEBOOK TH40/D」(以下TH40/D)である。

「FMV LIFEBOOK TH40/D」

厚さ17mmの本体はスレートPCとして使いやすい

 まずは予備知識を仕入れないまま、TH40/Dを箱から取りだしてみた。手に取ると、「電子書籍ビューワーの新製品か?」と思うほど薄い。本体サイズは247×188×17.4mm(スレート状態)で、質量は約1.1kg。裏面は黒一色で金属の冷たい触感があり、ディスプレーの周囲外側を銀色でまとめたシンプルなデザインだ。大画面タブレット機として、なるほど使いやすそうな雰囲気がある。

スレート状態のTH40/D、額縁部もタッチセンサー付きのガラスで覆われ、反射がやや目立つ。本体の傾きに合わせて、表示の縦横は自動的に切り替わる

 惜しむらくは、額縁部分が広くて液晶ディスプレーの表示部分が狭いことだろうか。スレート端末を持ち歩きながら使う場合は、片手でかかえ持って、もう片方の手で操作するスタイルが普通だろう。そうした持ち方をする場合に、画面に指がかかったり、タッチセンサーが誤動作しないように、あえて額縁部を広くしたのかもしれない。

 ただ、10.1型ワイドディスプレーの表示解像度(1024×600ドット)は、明らかに狭い。あまり高解像度ディスプレーにすると、システムメモリーに対するビデオメモリー占有量も大きくなるが、1366×768ドット程度はほしかった。

本体左側面。左からHDMI出力、ダイレクト・メモリースロット(SDメモリーカード対応)、ヘッドホン、ボリュームボタン

本体右側面。左から電源スイッチ、USB×2、電源コネクター。側面だけを見るなら普通の薄型ノートにも見える

 側面に目をやると、電源ボタンやUSBポート、メモリーカードスロットやHDMI出力などが並ぶ。有線LANポートはないが、無線LANの普及状況を思えば大きな問題ではないだろう。

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