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一度使うともう手放せない! SSDを使いこなせ第3回

SSD×HDDで爆速&大容量環境のPCを自作しよう!

2011年08月24日 12時00分更新

文● 林 佑樹(@necamax

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シンボリックリンクを活用して
Program FilesをHDDに移動

 次に、ユーザーデータやProgram Filesなどを移動させるには、「シンボリックリンク」を利用するといい。シンボリックリンクとは、異なるデバイス(今回の場合はHDD)に実データを置きながら、OS側にはSSD上のシステムドライブにあるように見せられるというファイルシステムの機能だ。「ショートカット」とは微妙に性質が異なるもので、共有ファイルや共有フォルダーの感覚に近い。

 例えば、システムドライブのProgram Filesにシンボリックリンクを貼り、実際の保存先をHDDにした場合、アプリケーションのインストールは、見た目上そのままシステムドライブにされたように見える。だが上述しているとおり、実際のファイルはHDDに置かれるのだ。

 作成操作はちょっと面倒で、コマンドプロンプトを管理者権限で実行して、「mklink.exe」コマンドを入力して、パスを入力といった手間が必要だ。コマンドプロンプトでの操作に慣れている人ならいいのだが、そうでもない場合は正直難しい操作である。そのため、お手軽にシンボリックリンクを作成するなら、フリーソフトの「Hardlink Shell Extension」を利用しよう。

 Hardlink Shell Extensionをインストールすると、右クリックのメニューにシンボリックリンクの作成が追加され、面倒なコマンド入力をすることなく、シンボリックリンクが作成できる。なお、Hardlink Shell Extensionには日本語ロケールも用意されているので、インストール時に日本語を選べば苦戦することもないだろう。

「Hardlink Shell Extension」をインストールすると、シンボリックリンクの作成をしたいフォルダーを選択して右クリックで、「リンク元として選択」という項目が追加されている次に、実際のデータを格納したいHDDを開いて右クリックすると、「リンクの作成を中止」「リンクを作成」が表示される。「リンクの作成」から「シンボリックリンク」を選ぶだけで完了だ。なお今回の趣旨とは異なるので説明は省くが、「スマートミラーリング」も多重バックアップに便利なのでお勧めだ

 上記ふたつの手段を講じるだけで、SSDへの書き込みを大幅に減らすことができるはずだ。少し手間はかかるが、プログラム関連は読み込み速度を必要とするものはそれほど多くないので、HDDでも困らない。読み込み速度が体感に直結するプログラムと言えば、データ量の多いゲームが代表格。OS用SSDとは別に、ゲーム用SSDを用意してもいいくらいだ。

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