第5世代「MacBook Air」は、最大2.5倍の高速化
Mac用新OS、「OS X Lion」のリリースと合わせて発売された第5世代「MacBook Air」は、ボディデザインはほぼそのままに、内部システムが大きく一新された。
昨年10月の「Back to The Mac」イベント直後に発売された第4世代機(関連記事)は、CPUとしてCore 2 Duo(Penryn)を採用していたが、これが第2世代のCore iシリーズ(Sandy Bridge)に変更されている。Nehalemをスキップし、一気に2世代進化したわけだ。
11インチMacBook Air | ||
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直販価格 | 8万4800円 | 10万2800円 |
CPU | Intel Core i5-2467M (1.6GHz/2コア) | |
メモリー(最大) | 2GB 1333MHz DDR3 SDRAM(4GB) | 4GB 1333MHz DDR3 SDRAM(4GB) |
ディスプレー | 11.6インチ液晶(最大解像度1366×768ドット) | |
グラフィックス機能 | Intel HD Graphics 3000(CPU内蔵) | |
ストレージ | 64GB フラッシュストレージ | 128GB フラッシュストレージ |
13インチMacBook Air | ||
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直販価格 | 11万800円 | 13万8800円 |
CPU | Intel Core i5-2557M(1.7GHz/2コア) | |
メモリー(最大) | 4GB 1333MHz DDR3 SDRAM(オンボード/最大4GB) | |
ディスプレー | 13.3インチ液晶(最大解像度1440×900ドット) | |
グラフィックス機能 | Intel HD Graphics 3000(CPU内蔵) | |
ストレージ | 128GB フラッシュストレージ | 256GB フラッシュストレージ |
これら変更を受けてメモリーの仕様が一新、1333MHz DDR3 SDRAMとなり処理性能が大幅に向上した。アップルがうたう「最大2.5倍高速」は、Sandy Bridgeがもたらすパワーのみならず、メモリーアーキテクチャの変更あってこそだ。
グラフィックス機能(GPU)は、第4世代MacBook AirのNVIDIA GeForce 320Mに代わり、CPU内蔵のIntel HD Graphics 3000を採用。描画性能に関してはほぼ同等と考えられるが、CPUコア統合による消費電力削減効果が期待できる。
