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柳谷智宣の「真似したくなるPC活用術」 第68回

夏の新機種でAndroidスマートフォンデビューする技

2011年06月07日 12時00分更新

文● 柳谷智宣

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Androidスマートフォンは「使える」レベルに進化している!

 スマートフォン市場が盛り上がっているとはいえ、「ガラケー」ことフィーチャーフォンを利用している人はまだまだ多い。「電話をかけられればそれでいい」という人はともかく、スマートフォンに興味があるのに乗り換えをためらっている人も多い。今回は、そんな人の「乗り換えられない理由」を解消して、スマートフォンデビューする技をご紹介しよう。

SMSの相互接続開始!
もうメルアドにこだわる必要はない?

 2011年7月13日から、NTTドコモとソフトバンクモバイル、KDDI、イー・アクセスの4社が、ショートメッセージサービス(SMS)の相互接続を開始することが発表された(関連記事)。SMSは電話番号だけで短いメッセージをやりとりできる、お馴染みの機能だ。

 スマートフォンに乗り換えない理由として、「気になる端末はあるものの、キャリアが変わってメールアドレスが変更されるのはイヤ」という意見を挙げる人は多い。メールアドレスが変わった時に同報送信で告知すればいいのだが、端末の故障などで電話帳を紛失していると、相手がメールや電話でコンタクトしてきてくれるのを待つしかない。電話よりもメールの方が気軽なので、アドレスを変えられないというわけだ。しかし、スマートフォンからSMSが利用できれば、メールアドレス変更の告知を送れなかった人でもコンタクトしてきてくれる可能性がある。

 ただし、SMSの送信には通信料金が発生する。1通3.15円(イー・モバイルは2.1円)とはいえ、頻繁にやりとりしていると塵も積もればなんとやら。しかも送信相手が海外にいると、1通50~100円というべらぼうな金額になる。SMSは通常のメールアドレスを交換するためだけに利用するといいだろう。

 どうせメールアドレスを変更するなら、スマートフォンでのメールのやり取りは「Gmail」にまとめてしまう手もある。Androidスマートフォンに限らず、パソコンやiPhoneでもGmailは送受信できる。メールボックスの容量は7GB以上あるし、「ラベル」を使った分類機能も使いやすい。メールアドレスの変更や移行に頭を悩ませたくないなら、Gmailの導入を検討してみよう。

パソコンもスマートフォンもGmailアカウントに統一すると便利。画面は「Galaxy S II」の「Social Hub」でGmailを追加するところ

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