テレビはもう番組を見るだけのものではない!?
これからのテレビはネット機能が必須
地上アナログ放送終了を目前に控えた今年のボーナス商戦期。家電の主役といえばやはりテレビだが、購入する際に重視するポイントとして、“画質”などの基本性能以外の付加機能が注目されてきている。
MMD研究所の調査結果(5月25日発表)によると、テレビを選ぶ際、従来求められてきた“画質”“画面サイズ”“省エネ”といった性能に加えて、“インターネット接続”“デザイン”といった付加価値を求める割合が高くなっているという。
4月下旬より発売されているソニーの液晶テレビ「BRAVIA」シリーズの高画質最新モデルも、多彩な「インターネットテレビ」機能を搭載しているのが特徴だ。ネットにつないでいつでもニュースや天気予報がチェックできたり、好きな時に最新の映画をレンタルしたりと、さまざまなサービスを利用できる。
無線LAN内蔵モデルも多く、使い勝手は申し分なし。今回はその中から、上位モデルである「HX820」シリーズのネット機能を詳しく見ていこう。その突出したインターネットテレビ機能のポイントは以下の3つだ。
HX820のスゴすぎる3つのインターネットテレビ機能
- 高画質かつ豊富すぎるネット動画
- 60以上のアプリが使えて便利すぎる「アプリキャスト」
- 曲探しが簡単すぎる「TrackID」
ネット動画も大画面で見ると迫力が違う!!
インターネットテレビの魅力は、なんといっても「YouTube」など、これまでPCで見るのが当たり前だった動画をテレビの大画面で楽しめること。PCでも暇さえあればYouTubeで動画を探しているという人は多いはず。それがテレビでも見られるなんて、一気にチャンネルが増えたような気分になれてお得!
ただし、HX820は単にウェブ動画を大写しにするだけではない。映像処理エンジン「X-Reality PRO」により、「データベース型複数枚超解像処理」を行なうのがポイントだ。
超解像は解像度を落とした映像を高解像度かつ高精細な映像に復元する技術であるが、HX820はHD映像、SD映像、ウェブ動画といった映像ソースによる最適な処理の仕方をデータベースとして保持している。つまり、ウェブ動画に特化した映像の復元を行なってくれるのだ。
加えて、1枚のフレームから画像を復元する従来の超解像処理とは異なり、前後にある複数枚フレームの情報を参照して動きなどのパターンを解析するため、より精度の高い処理となる。
つまり、Blu-rayタイトルのような高品位のフルハイビジョンコンテンツはもちろん、ネット動画のような低ビットレート映像でもノイズを抑えて高精細かつ高い色再現を実現した最適な映像で見ることができるのだ。
