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もはやネット端末!? BRAVIA HX820のスゴすぎる3つの機能

2011年06月04日 12時00分更新

文● 大木信景(H14+HEW)

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テレビで流れた曲をその場で検索できる
「TrackID」

リモコンの「TrackID」ボタンを押すと、テレビから流れている音楽を認識して検索してくれる。メロディーで検索しているから外部入力機器で再生した音楽なども検索可能

リモコンの「TrackID」ボタンを押すと、テレビから流れている音楽を認識して検索してくれる。メロディーで検索しているから外部入力機器で再生した音楽なども検索可能

 最後に紹介したいのが「TrackID」という音楽情報検索機能だ。例えば、CMで流れた曲や番組で使われた曲について知りたい! と思っても、曲名やアーティスト名の表示がない、もしくは見逃してしまえば、調べる術がない。

 そんなとき、HX820ならテレビから気になった音楽が流れているその瞬間にリモコンの「TrackID」ボタンを押すだけで、楽曲情報がすぐに表示されるのだ。

検索結果を表示するだけでなく、その曲名や歌手名でウェブ検索や番組表検索がダイレクトに行なえる。とても便利だ

 検索にはGracenote社のオーディオCDデータベースを利用しており、タイトルだけでなく収録アルバムの情報やアーティスト情報まで確認することができる。

 普段テレビを見ていて何か気になる曲があっても、大抵はそのこと自体を忘れてしまってなかなか「調べる」というアクションにまでたどり着かないことが多いのだが、この機能は本当に手軽なのでついついクセになる。

 自分がいかに「この曲なんだろ?」と思う機会が多かったかが実感できた。それほど便利で使いたくなる機能だということかも。

テレビとネットの相乗効果を楽しむ
新しい視聴スタイルの提案

   これまでのテレビは、番組を見るだけ、しかもとりあえずつけておいて流れてきたものを見るという、どちらかというと受身の視聴スタイルが主だった人も多いだろう。しかしHX820ではインターネットテレビ機能を搭載したことで、選べるコンテンツの数やテレビでできることが飛躍的に増えた。

 なにより、テレビとネットという2つのメディアを両方同時に楽しめるだけでなく、テレビの感想をネットに書き込んだり、逆にネットで前評判高い番組を録画予約する、といったテレビとネットの相乗効果を楽しめるテレビでもある。

 自分で主体的にコンテンツを探してアクセスするという、新しい視聴スタイルが可能になったHX820。PC、とりわけインターネットがあっという間に私たちの生活の中心になったように、このテレビも、私たちとテレビの関係を変えるものになるかもしれない。

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