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全800種類のアプリケーションを識別

バラクーダ、19万円からのL7ファイアウォール投入

2011年03月09日 06時00分更新

文● TECH.ASCII.jp

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 3月8日、バラクーダネットワークスジャパンはアプリケーション可視化と制御の機能を搭載したセキュリティアプライアンス「Barracuda NextG Firewall」を発表した。同社が2009年に買収したオーストラリアのファイオン(phion AG)の製品をベースにしており、このほど日本で初投入となる。

セキュリティアプライアンス「Barracuda NextG Firewall」

 Barracuda NextG Firewallは、ファイアウォール、VPN、IPSのほか、アプリケーションの可視化と制御を行なうL7ファイアウォールを標準搭載するセキュリティアプライアンス。L7ファイアウォールは800種類以上を検知する。マルウェア検知やSSL VPN、ネットワークアクセス制御(NAC)、Web用のフィルタリングやHTTPS用のトラフィック検知などがオプションとして提供される。また、Barracuda NextG Control Centerによる集中管理にも対応する。さらにUSB経由での3Gモデムへの接続も可能だ。

 モデルはファイアウォールスループット150Mbpsで、小型筐体採用の「F10」から21Gbpsのファイアウォールスループットを誇る2Uラックマウント型製品の「F900」まで全8モデル。仮想アプライアンスも用意されている。希望小売価格は初年度のサポート費用込みで19万円から。

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