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新センサーの実力は!?ソニー「サイバーショット WX」シリーズ

2011年02月24日 12時00分更新

文● 周防克弥

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WX10ならマニュアルモードの撮影が可能

モード選択画面

モード選択画面

絞り変更の画面

絞り変更の画面

 WX10にのみ搭載されている機能がいくつかある。一番大きいのはマニュアルモード。ホイール中央のボタンを押すごとに、ISO感度、シャッタースピード、絞りの選択が切り替わり、ホイールの操作で値を変更できる。右側には露出計が表示されるので、明るさの基準を知ることができる。

メニューから「ホワイトバランスシフト」の機能を呼び出せる

アンバー、ブルー、マゼンダ、グリーンの4方向にカラーバランスを変更可能だ

 またWX10ではホワイトバランスやカラーバランスの変更も可能なほか、カラーモードの選択も行なえる。劇的な変化はないが、雰囲気を味わうための演出効果としては十分だ。

カラーモード別撮影サンプル

標準

標準

ビビッド

ビビッド

リアル

リアル

セピア

セピア

モノトーン

モノトーン

このほか、動画撮影時に強力に手ブレを補正してくれる「アクティブモード」が備わった。実際、動画撮影時はかなり安定して手持ち撮影ができた

このほか、動画撮影時に強力に手ブレを補正してくれる「アクティブモード」が備わった。実際、動画撮影時はかなり安定して手持ち撮影ができた

簡単に高画質で撮影したいなら「WX7」がおススメ

 どちらも撮像素子と基本的な機能には差はなく、高画質な写真を撮れるという意味では同じだ。マニュアルで撮影を楽しみたい人ならWX10、携帯性、簡易性重視ならWX7を選ぶといいだろう。WX10は高速なAF動作や多機能な点に、WX7は小さいボディに必要十分な機能を搭載している点に魅力を感じる。

 特に、廉価版に見られがちなWX7だが、中身はWX5に比べてかなり進化している。普通に使うならベストバイと言えるコンデジだろう。


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