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スマホとガチで対決してみた!

今こそ便利な究極のUMPC「FMV-BIBLO LOOX U/G90」 (2/4)

2011年02月10日 13時00分更新

文● シバタススム

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立ったまま使えるWindows PC

右側ヒンジ手前のポインティングデバイスにより、手で持ったままマウス操作ができる。液晶の左右には白い■マークのユーザー割り当てボタンが5つある

右側ヒンジ手前のポインティングデバイスにより、手で持ったままマウス操作ができる。液晶の左右には白い■マークのユーザー割り当てボタンが5つある

 ここで改めて「FMV-BIBLO LOOX U/G90」の外観と機能をチェックしてみよう。

 本機は5.6型ワイドの液晶ディスプレイを搭載しており、解像度は1280×800ドット。スレート型のタブレットと比べると、液晶のサイズは小さめだが、解像度は高い。実際に使うときは、普通のPCのように卓上に据え置きで使うことも、液晶の両端を持って立ったまま使うこともできる。

 両手で持つと、本体の右側、ちょうど右手の親指の部分にポインティングデバイスがあり、左手の親指部分にはマウスの右左のボタンがある。これにより、本体を持ったままポインティングデバイスでマウス操作ができる。マウス操作が基本のWindows 7に合わせた使いやすい構造だ。

 また、液晶の左右には5つのユーザー割り当てボタンがあり、画面を拡大する「ズームモード」や消費電力を低減する「エコモード」など、ワンタッチで切り替えられる。もちろん、もちろん、アプリの起動を行いたいときも便利だ。

液晶はタッチパネル式となっており、指や付属のスタイラスで操作することができる。解像度が1280×800ドットと高いため、精密な操作はスタイラスの方がしやすい。スタイラスはストラップで本体と結んでおけるので、紛失する心配もない

液晶はタッチパネル式となっており、指や付属のスタイラスで操作することができる。解像度が1280×800ドットと高いため、精密な操作はスタイラスの方がしやすい。スタイラスはストラップで本体と結んでおけるので、紛失する心配もない

 液晶はタッチパネル式になっており、指や付属のスタイラスで操作ができる。Windows 7ではフリックの機能が標準で搭載されているため、スマートフォンのタッチパネルのような指での操作もできる。

 本機の場合、解像度が1280×800ドットとやや高めのため、細かいマウス操作は指よりも付属のスタイラスペンを使った方がやりやすかった。

 とはいえ、ズームモードを併用すれば、指での操作も問題ない。ちなみに、タッチパネルでは爪の長い女性が使いにくいという難点があるようだが、本機はスタイラスを使ってこの問題を回避できるだろう。

ソフトウェアキーボードはデスクトップ右側に表示される。キーが大きく、指でも押しやすいサイズだ

ソフトウェアキーボードはデスクトップ右側に表示される。キーが大きく、指でも押しやすいサイズだ

同じく右側に表示されるランチャーソフト。自分で任意のソフトウェアを登録できる

同じく右側に表示されるランチャーソフト。自分で任意のソフトウェアを登録できる

手書き文字入力。予測変換にも対応しており、入力しやすい。筆者の下手なくせ字でも8割近く認識できて感動した

手書き文字入力。予測変換にも対応しており、入力しやすい。筆者の下手なくせ字でも8割近く認識できて感動した

 また、スマートフォンのようなソフトウェアキーボードや、手書き文字入力、ランチャーソフトなど、タッチパネル用のソフトウェアも充実している。このユーザーフレンドリーな作り込みの高さは「PCの老舗」富士通ならではといったところだろう。

本体左側にはヘッドホン端子があるのみ。手でホールドすることを考えると確かにインターフェース類は少ないほうがいい

本体左側にはヘッドホン端子があるのみ。手でホールドすることを考えると確かにインターフェース類は少ないほうがいい

本体右側にはACコネクターと無線LANのON/OFFスイッチがある。バッテリーを節約したり、セキュリティ確保のため意図的に無線LANを切りたい場合などにハードウェアのスイッチは便利だ

本体右側にはACコネクターと無線LANのON/OFFスイッチがある。バッテリーを節約したり、セキュリティ確保のため意図的に無線LANを切りたい場合などにハードウェアのスイッチは便利だ

前面にはUSB 2.0端子が2つと、SDメモリーカードスロット、マルチコネクター端子がある。有線LANや外部ディスプレー出力が必要な場合には、このマルチコネクターにオプションの専用アダプター(右、4,200円)を接続する

 本機はこのように左右から手でホールドするため、周辺機器を接続した状態でも使いやすいようにUSBやSDメモリーカードスロットが前面に配置されている。右側にはACコネクターと無線LANのON/OFFスイッチ、左側にヘッドホン端子が配置されている。

 なお、FMV-BIBLO LOOX U/G90は現在、法人向けモデルのみの販売となっている。基本的なスペックは固定だが、富士通 WEB MARTではSSDの容量(30GB/62GB)と付属バッテリーの種類により、4構成から選択が可能だ。

FMV-BIBLO LOOX U/G90の主な仕様
CPU Atom Z520 (1.33GHz) 
メモリー 2GB
SSD 30GB 62GB
ディスプレー 5.6型ワイドスーパーファイン液晶
1280×800ドット(LEDバックライト、タッチパネル式) 
無線通信機能 無線LAN(IEEE 802.11n/a/b/g)、WiMAX、Bluetooth Ver.2.1+EDR
有線LAN 100BASE-TX/10BASE-T(専用コネクターが必要)
メモリーカードスロット SDメモリーカード
WEBカメラ 内蔵(約78万画素)
インターフェース USB 2.0×2、音声入出力、マルチコネクター(別売の変換ケーブル経由でアナログRGB(ミニD-SUB15ピン)+Ethernetが接続可能)
バッテリー/駆動時間 内蔵バッテリパック/約4時間 内蔵バッテリパック(L)/約7.8時間 内蔵バッテリパック/約4時間 内蔵バッテリパック(L)/約7.8時間
直販価格※ 7万9800円(税込) 8万2800円(税込) 8万9800円(税込) 9万2800円(税込)
本体サイズ/重量※※ 幅204×奥行き106.5×高さ23.8mm/約495g
OS Windows 7 Professional(32bit)
※価格は2月2日時点のものです。 ※※Lバッテリー装着時は幅204×奥行き106.5×高さ31.6mm/約590g

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