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ビデオカメラやデジカメを使うならコレを選べ!

パワフルな富士通「ESPRIMO DH70/CN」を買う4つの理由 (1/3)

2011年04月12日 12時00分更新

文● シバタススム

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 今回紹介する富士通の「ESPRIMO DH70/CN」は、従来からのスタイリッシュで省スペースな筐体と、パワフルな性能を受け継いでいるスリムデスクトップPCである。CPUには最新の「Sandy Bridge」こと、「Core i7-2600」(3.40GHz、ターボ・ブースト・テクノロジーで最大3.80GHz)、または「Core i5-2300」(2.80、ターボ・ブースト・テクノロジーで最大3.10GHz) を選択できる。

「ESPRIMO DH70/CN」

「ESPRIMO DH70/CN」

 多くのユーザーにとっては、手軽に持ち運べてどこでも使えるノートPCの方が、デスクトップPCよりも利便性が高いと感じるだろう。しかし、デスクトップPCにはノートPCにはない大きなアドバンテージがある。それはマシンパワーだ。

 特に、ディスプレーと本体が別になった“セパレート型”のデスクトップPCは、ノートPCとは異なるデスクトップ用のアーキテクチャーを採用するCPUやチップセットを搭載しており、マシンパフォーマンスの面で圧倒的に高い。

 「デスクトップなんだから当たり前」と思われるかもしれないが、現在はデスクトップPCと言ってもディスプレー一体型が主流で、その多くはノート用のPCやチップセットを採用している。このため利便性が高くてもマシンパフォーマンスの面ではセパレート型デスクトップPCのほうが高性能である。

 そんなセパレート型デスクトップPCだが、最近はナショナルメーカーから発売される機種はめっきり少なくなっており、「ESPRIMO DH70/CN」は貴重な選択肢と言えるだろう。

 さて、筆者がこのPCを「買い」だと思う理由は、以下の4つだ。


  • (1)ノートPCや液晶一体型PCとは一線を画すパワフルな性能
  • (2)薄型でスタイリッシュな筐体
  • (3)初心者でも扱えてサポートが充実している
  • (4)最新アーキテクチャーのCPUを搭載

 では、それぞれについて詳しく見ていこう。

これからは家でもパワフルなマシンが必須!?

 そもそも、そんなにマシンパフォーマンスが今後必要なのか!? 実はクリエイターなどのプロユースはもちろん、一般の家庭においても高スペックなPCを求められる可能性が高いのである。例えば現在、ビデオカメラの動画方式は「AVCHD」が一般的。そのビットレートは、昨年までは最大で24Mbpsだった。

 ところが今年に入って、秒間60コマのプログレッシブ動画の撮影ができるビデオカメラやデジカメ、というのが登場しており、そのビットレートは(従来のインターレース撮影と比べて)最大で36Mbpsにもなる。加えて、フルHDの4倍の解像度を持つ“4K2K”の家庭用ビデオカメラも、そう遠くない未来(今年後半!?)に登場しそうな気配である。そうなると動画のビットレートはさらに高くなると予想され、ビデオ編集にはマシンパワーが必要となる。

 デジカメなどの静止画編集においても同様だ。デジタル一眼レフは1800万画素センサーを搭載したものが10万前後で買えるようになっている。このため、Core 2 DuoクラスのCPUではRAW現像の処理が重くなりつつある。このような動画や写真を今後2~3年間、快適に扱いたいと考えるならよりパワフルなCPUが必須となる。

無駄のない薄型でスタイリッシュな筐体

本体正面(左)と背面(右)。背面にはサービスコンセントを搭載

 「ESPRIMO DH70/CN」の本体は幅89mmの筐体を採用しており、デスクトップPCの弱点とも言うべき筐体が大きいことによる“設置のしにくさ”を見事に克服している。自作PCやショップブランド製PCでは、本体が大きいため机の下に置くことが多いが、「ESPRIMO DH70/CN」であれば、ディスプレーの隣に置けるサイズだ。

 前面には、スリムタイプの光学式ドライブとSDメモリーカード/メモリースティックスロット、USB2.0端子が2つ、ヘッドホンとマイク端子が装備されており、本体を机上に設置すればアクセスしやすい。

 背面にはDVI端子、アナログRGBといったディスプレー接続端子のほか、USB3.0×2、USB2.0×4、キーボード用PS2、10/1001000BASE-TX対応のEthernetコネクター、ヘッドホン、マイク、ライン入力端子がある。富士通マシンの特徴ともいうべき点は、電源連動型のサービスコンセントがあることだ。

 コンセントは100V 3Aまで対応できるので、ディスプレーの電源を繋ぐのにちょうどいい。事務所や周辺に機器が多い環境ではコンセントの口数も限られるため、このようなサービスコンセントがあるのはありがたい。また、3Aまでの容量があるということは、電源部分の設計が優秀な証拠とも言えるだろう。

左下の三角形の部品がドーターボード部分。ドーターボードは外すことができる

左下の三角形の部品がドーターボード部分。ドーターボードは外すことができる

 内部は無駄のないシンプルな構造となっている。グラフィックスはCPUに内蔵された「Intel HD Graphics 2000」を使用しているが、増設ビデオカード用のPCI Express ×16スロットが1本あり、ミドルクラスの1スロット用カードを増設できる。

ドーターボードにはPCI Express ×16スロットが1本あり、ブラケットが2本あるため、2スロット使用するビデオカードも使うことができる。とはいえ、スロットの脇にコンデンサーが2つあるため、クーラーの形状によって干渉する可能性もある。なお、「富士通WEB MART」で無線LANのユニットを選択すると、この部分にミニPCIの無線LANアダプターが搭載される

ドーターボードにはPCI Express ×16スロットが1本あり、ブラケットが2本あるため、2スロット使用するビデオカードも使うことができる。とはいえ、スロットの脇にコンデンサーが2つあるため、クーラーの形状によって干渉する可能性もある。なお、「富士通WEB MART」で無線LANのユニットを選択すると、この部分にミニPCIの無線LANアダプターが搭載される

 筐体の幅が薄いため、この手のデスクトップではロープロファイルのカードしか増設できないことが多いが、「ESPRIMO DH70/CN」はドーターボードを介することで、フル仕様のカードも増設できる。ブラケットが2本あるため、2スロットを使用するファンレスなどの大型クーラーの製品も使うことができそうだ。

 とはいえ、奥行きが狭く、12Vのビデオカード用電源も用意されていないので、ハイエンドのビデオカードは増設できない。また、スロットの側にコンデンサーが2基あり、クーラーの形状によっては干渉する可能性もあるため、カードを自分で調達する際には注意が必要だ。

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