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マウスで漫画が作れるソフト「コミPo!」が簡単すぎる!

2010年12月02日 12時00分更新

文● 佐藤ポン

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「ずーん!」「ゴゴゴゴゴ」描き文字も自由自在

 と、話がよからぬ方向にそれる前に、4コママンガ制作に戻ろう。

 キャラクターの配置が終わったら、次はフキダシ。これも他の素材と同じようにドロップするだけ。形状は普通の楕円形やギザギザなど、普通の漫画で使われるものはひと通り揃っている印象。フキダシとキャラクターのクチを結ぶ線(しっぽ)は、四角いアンカーポイントを移動すれば長さも角度も自由自在だ。

 フキダシの位置が決まったらテキストを入力。フォントはパソコンにインストールされているものならなんでも使える。そこは作者のお好みでどうぞ。

フキダシ素材から希望するフキダシをコマのなかにドラッグ&ドロップ。とりあえず配置できた

フキダシの大きさや角度を変更したら、「しっぽ」の位置を制御するアンカーをキャラクターの口元まで移動させる

最後にテキストを入力。文字の入力は画面右側のテキスト入力欄で行なう。コマの作業画面上では直接編集できない

文字入力欄の左下にある「T」のアイコンをクリックすると、フォントやスタイル、サイズを変更できる

 これでマンガの基礎となる要素はすべて配置し、マンガの骨組みは完成だ!

 これだけでも十分なのだが、より完成度を高めるために装飾もこだわってみたい。コミPo!の素材には、マンプ(漫符。汗や衝撃などをあらわす手描きの装飾)や集中線、描き文字などの素材がたくさん入っている。

 たとえば怒りマーク(浮きあがった血管)をつけたり、「ずーん!」や「ゴゴゴゴゴ」、「ざわ… ざわ…」といった描き文字を入れた演出ができる。演出用のアイテムには半透明のグラフィックもあり、キャラクターの下に影を落とすことも可能だ。

装飾にも気をつかってみた。「マンプ」を使って驚きを表現。マンプはキャラクターの位置やサイズに合わせ、角度や縦横比を変更しよう

「汗」や「涙」のマンプを複数配置。配置した数だけ右側のレイヤーリストにも素材が表示される

「集中線」はとても効果的。入れるだけでスピード感が増す

擬音が欲しくなったら「描き文字」を入れよう。こちらもカテゴリー分けされている

(次のページに続く)

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