「GeForce GTX470」と8GBの大容量メモリを搭載した
スペシャルバーガー「SPR-I87GW7P10I-FB」
「SPR-I87GW7P10I-FB」は、Sofmapのオリジナルパソコンシリーズ「バーガーパソコン」の中でもハイパフォーマンスかつ高い拡張性を誇るハイエンドモデル「スペシャルバーガー」シリーズの製品だ。
SPR-I87GW7P10I-FB(評価機構成) | |
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CPU | Intel Core i7-870(2.93GHz) |
メモリ | PC3-10600 DDR3 8GB(2GB×4) |
ビデオカード | NVIDIA GeForce GTX470 1280MB |
ストレージ | SATA II 1.5TB HDD(7200rpm) |
光学ドライブ | Blu-ray Disc ドライブ |
電源 | 750W |
サイズ | 190(W)×480(D)×415(H)mm |
重量 | 約10.3kg |
OS | Windows 7 Professional 64bit 正規版 |
価格 | 18万9800円 |
CPUにはIntel「Core i7-870」(2.93GHz)を採用し、メモリはPC3-10600 DDR3 8GB(2GB×4)。ビデオカードは「GeForce GTX 470」を搭載し、FF XIVの推奨環境を十分に上回る構成となっている。
OSには64bit版のWindows 7 Professionalを採用しており、大容量メモリも有効に利用可能。さらにBlu-rayディスクを搭載するなど、ゲーム以外でも大活躍の1台となるのは間違いない。
筐体はブラックとシルバーにカラーリングされたミドルタワーを採用。フロントアクセスポートとしてUSB×2と音声入出力を用意し、標準でメディアリーダーを搭載している。サイドパネルはCPU部分に通気口とパッシブダクトが設置され、CPUとその周辺を効率よく冷却できる構造だ。さらに、ビデオカード部分にも通気口が用意され、外排気のビデオカードと合わせて効率よく冷却と排気ができるようになっている。
内部を見てみると、P55チップセットを搭載したMSI製のATXマザーボードを採用し、HDDは一般的な縦配置になっている。さらにハイエンドなビデオカードにアップグレードする場合は、HDDが干渉しないように位置を調整する必要がある。
電源は、着脱式ケーブルを採用した「鎌力4 PLUG-IN 750W」を搭載している。全コンデンサに105℃品を採用し、さらに一次側のコンデンサは全て日本製にするなど品質にこだわった製品だ。配線は着脱式のメリットを生かし、不要なケーブルが接続されておらず、しっかりとまとめられている。ファンは12cmの排気用リアファンのみで、吸気はフロントパネルとサイドパネルの通気口から行なう仕組みだ。
Windows 7エクスペリエンスインデックスを使って基本性能をチェック
それではWindows 7エクスペリエンスインデックスを使って「SPR-I87GW7P10I-FB」の基本性能をチェックしていきたい。ドライバーなどはすべて標準でインストールされているもので一切変更はしていない。
Windows7エクスペリエンスインデックスは、プロセッサが7.5、グラフィックス関係は7.8と非常に高い結果となった。エクスペリエンスインデックスの最高値が7.9ということを考えれば、ほぼ最高に近い性能と言えるだろう。
「FF XIV ベンチ」によるベンチマーク
次に「FF XIV ベンチ」を使って性能を確認した。まず、Low設定は5169で「快適」という結果。Low設定でプレイするなら描画クオリティを上げ、美しい画像でゲームを楽しみたい。さらに、High設定の結果も3209で評価は「やや快適」。High設定でも描画クオリティをある程度上げてFF XIVを楽しむことが出来る結果となった。
High設定でも描画クオリティを上げられる!
画質にこだわる人に最適なPC
FF XIVの推奨環境を上回るパーツで構成されている「SPR-I87GW7P10I-FB」は、High設定でも描画クオリティを上げてゲームが出来る性能だ。その高性能なスペックを活かして、他のゲームやアプリケーションも十分にこなせるPCとなっており、FF XIV以外の用途も重要なユーザーにお勧めの1台かもしれない。
さて、これまでに4台のBTOパソコンを紹介してきたが、いかがだろうか。後編ではあと5台紹介するので、自分に最適なFF XIVマシンをじっくりと選び出してもらいたい。