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FINAL FANTASY XIVに最適なPCはどれだ?【前編】

2010年10月30日 12時00分更新

文● 池座 優里

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「GeForce GTX 465」を採用したFF XIV推奨認定モデル
TSUKUMO「G-GEAR GA7J-E23/EX2」

本体とキーボード、マウスのセットで価格は12万4980円

 数多くのゲーム推奨モデルをラインナップしているTSUKUMO「G-GEAR」シリーズの「FINAL FANTASY XIV 推奨認定モデル」には、エントリーモデルとスタンダードモデルの2種類が用意されている。今回紹介するのは上位にあたるスタンダードモデル「G-GEAR GA7J-E23/EX2」だ。

G-GEAR GA7J-E23/EX2(評価機構成)
CPU Intel Core i7-870(2.93GHz)
メモリ PC3-10600 DDR3 4GB(2GB×2)
ビデオカード NVIDIA GeForce GTX465 1024MB
ストレージ SATA II 1TB HDD(7200rpm)
光学ドライブ DVDスーパーマルチドライブ
電源 Topower製 730W (定格 630W)
サイズ 210(W)×460(D)×460(H)mm
OS Windows 7 Professional 64bit 正規版
価格 12万4980円

 CPUには「Intel Core i7-870」(2.93GHz)を採用。単体では未発売の貴重なモデル「Core i7-880」(3.06GHz)にアップグレードすることもできる。メモリは、品質に定評のあるサンマックス・テクノロジー社製を採用。基本構成はPC3-10600 DDR3 4GB(2GB×2)で、最大16GBまで拡張可能だ。OSには64bit版のWindows 7 Professionalを採用するため、4GB以上のメモリも有効に活用出来る。
 ビデオカードには、自作ユーザーから高い支持率を誇るELSA製の「GeForce GTX 465」を採用。性能だけでなく、随所に品質にもこだわったゲームPCに仕上がっている。

CPU-Z1.5.5のステータス

GPU-Z0.4.6のステータス

 ブラックカラーの本体は、フロントパネルがメッシュ加工になっており、十分なエアーを前面から取り入れられる。しかも、内部へのホコリやチリの侵入を防ぐための、洗浄可能なエアフィルターを搭載している点も見逃せない。フロントアクセスポートはUSB×2、音声入出力端子が用意されている。これはケース上部に配置されているためアクセスしやすいだろう。
 サイドパネルはハンドスクリューネジを緩めてノッチを引くだけで簡単に外せる構造だ。さらに、大きなメッシュウィンドウが用意されており、ケース内部に効率よく外気を取り込むことができるようになっている。

本体前面はメッシュ加工になっており、効率のよい吸気が可能。フロントポートも上部にまとめて配置されており、床に置いた状態でも抜き差しが簡単だ

ハンドスクリューネジのためツールレスで内部にアクセス可能。大きく取られたメッシュウィンドウのため外気を効率よく吸気できるようになっている

 内部を見てみよう。フロントの吸気用12cmファンはHDD部分の冷却も兼用。リアにも1基の12cmファンが用意されている。マザーボードは、チップセットにIntel「P55」を採用するMSI製の「P55-SD50」。これはBTO向けの製品で、他のメーカ製PCでも多く採用されている定番のマザーボードだ。
 HDDベイは横開口式でプラスチックマウンタによるツールレス構造となっており、交換や増設は容易にできる。
 電源はTopower製の「SilentPlus630」。定格で630W、最大で730Wまで出力可能な、80PLUS認証を取得したモデルだ。こちらは、BTOにて高効率の80PLUS SILVERもしくはGOLD認証を取得したSeasonic製電源へのアップグレードも可能となっている。

サイドパネルを外した状態。HDDはツールレスのマウンタ方式を採用。簡単に増設や交換が可能だ

搭載する電源は80PLUS認証取得のTopower製「SilentPlus630」。出力は定格630W、最大750W

Windows 7エクスペリエンスインデックスを使って基本性能をチェック

 それでは次にWindows 7エクスペリエンスインデックスを使って「G-GEAR GA7J-E23/EX2」の基本性能をチェックしていきたい。ドライバーなどはすべて標準にインストールされているもので一切変更はしていない。

「Windows エクスペリエンス インデックス」(単位:Scoce) better→

 Windows7エクスペリエンスインデックスは、プライマリハードディスク以外すべて7.5とキレイに並んだ結果となった。Windows7を使う上では全く問題ない高速なマシンと言える。

「FF XIV ベンチ」によるベンチマーク

「FF XIV ベンチ」の結果。ベンチマークの数値はゲームの快適さの目安となっている

 次に「FF XIV ベンチ」を使って性能を確認してみた。まず、Low設定は4899で「快適」という結果。Low設定なら描画クオリティを上げても十分にゲームを楽しめるだろう。一方、High設定は2777で「普通」の中でもほぼ中間に位置し、推奨動作環境で指定されている「NVIDIA GeForce GTX 460」のスコア2500前後と比較すると明らかにアドバンテージのある結果となった。

「FINAL FANTASY XIV OFFICIAL BENCHMARK」(単位:Score) Better→

推奨ビデオカードより上位の「GTX 465」を搭載
品質にもこだわった、安心して使えるPC

 「G-GEAR GA7J-E23/EX2」のポイントは、「FF XIV」推奨ビデオカードの「GeForce GTX 460」のさらに上位である「GeForce GTX 465」を採用する点だ。加えて、性能だけでなく電源、メモリ、ビデオカードなどの品質にもこだわった「FINAL FANTASY XIV推奨認定PC」になっており、プレイ時間が長時間になりがちな同タイトルをプレイする上で安心して使えるPCとなっている。

(次ページへ続く)

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